Kindle Unlimited を試してみて
Prime会員向けに Kindle Unlimited の読み放題サービスが 3ヶ月299円というキャンペーンがありました。基本的に サブスクリプションのサービスは嫌いで敬遠していたのですが、あまりの安さに試してみることにしました。
私の観点で、メリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・安い
今回は特別なキャンペーンだったようですが、普段でも980円/月という価格設定は魅力です。私は月に30冊は読むので、半分くらいがKindle Unlimitedの本であれば、圧倒的にお得といえます。
・マイナーな作者の名作に出会える
個別課金がないので、マイナーな作家の作品も読むようになりました。当たりはずれは大きいですが、中には素晴らしい作品もありました。
・解約が簡単
サブスクリプション系サービスの嫌いなところは「来る者は拒まず、去る者は徹底的に妨害」という姿勢です。ただ Kindle Unlimited は「Kindle Unlimited マイブック」から数クリックで簡単に解除できる。私の使い方では、これが最大のメリットとなります。
【デメリット】
・読みたい小説が少ない
大手出版社系の本はほとんどありません。。特に小説はマイナーなものしかなく、積極的に「読みたい」と思う作品が Kindle Unlimited に登録されていることはまれです。
・雑誌は Kindleでは読みにくい
Kindle Unlimitedでも雑誌はそれなりに充実していますが、雑誌を読むにはKindle Oasis や iPhone の Kindleアプリでは表示が小さすぎます。 iPad のKindleアプリであれば読めるのですが、隙間時間に気軽に読むことはできない感じです。
・漫画は1巻だけが対象のパターンが多い
マンガも充実しているように見えますが、シリーズの1巻だけ対象で2巻以降は個別課金というパターンが多いです。結局、最初から読むのは止めておこう、となってしまいました。
【私の使い方】
Kindle Unlimitedに登録されている本で読みたいと思うものをチェックしておき、数冊たまったら特定月のみ契約するようにしたいと思います。
安さは魅力ですが、安いからといって読みたくない本を読むのは時間の無駄です。マイナー名著を見つける楽しさはありますが、それにももっと効率的な方法があります。
Amazon Prime会員には Prime Reading のサービスもあり、そちらにも結構な数の本が登録されているので活用できます。
上手く使えば、お得で便利なサービスですね。