夜伽の国の月光姫
いわゆる「異世界転生もの」でした。ごく軽く読める作品です。
Amazon Prime Reading で公開されていたので読んでみましたが、
「1巻目は無料、続編を読みたければ有料」というパターンで
ちょっとがっかりです。。
【作者】
青野海鳥
【あらすじ・概要】
小国アークイラの王家に生まれた 美姫セレネは、
存在を隠され森の奥に幽閉されていた。
第一王女である姉のアルエは優しく接してくれるが、
外に出ることは叶わない。
ある日、大国ヘリファルテの王子であるミラノが
幽閉されているセレネを偶然見つけ、
アークイラ国王と交渉し彼女を自国に連れ戻す。
ところが、実は転生前は引きこもりのオッサンだったセレネにとって
幽閉は全く苦でなく、アルエがかまってくれる環境に100%満足していた。
ミラノの好意は大きなお世話でしかなかった。
セレネは ミラノの余計なお節介を恨み、また彼が姉のアルエを
たぶらかそうとしていると考え敵意を抱き、ミラノ王子暗殺計画を立てるが、
その行動はことごとく裏目に出て相手を利する結果となる。
【感想・考察】
劣等感を抱かずに感情移入できる「引きこもりオッサン」の視点で気軽だし
ストーリーもキャラクタも毒がなく、コミカルで単純に楽しく読める。
こういう気軽な本もたまにはいいかもしれない。
【オススメ度】
★