ヨーロッパたびごはん
ベルリンに住むイラストレーターの著者が
ヨーロッパ各国の食べ物を紹介する本です。
食べ物のイラストが食欲をそそります。
【タイトル】
ヨーロッパたびごはん
【作者】
ながらりょうこ
【あらすじ・概要】
ヨーロッパ各国の料理をイラストで紹介している。
フランス
・Josselinのクレープ
ゴルゴンゾーラと蜂蜜のガレット、
キャラメルクリームのクレープが美味しそう。食べてみたい。
・ラム肉のタジン
モロッコ料理。スパイシーなクスクスを添えたラム肉の煮込み。
・パリのパン屋
バゲットの種類やクロワッサンなどの紹介。
オランダ
・クロケット
FEBOの自動販売機でも揚げたてのコロッケを買える。
日本のコロッケとはだいぶ違う。
・フリッツ
フライドポテト。小を買ってもかなり大きい。
マヨネーズなどのソースをたっぷりかけて食べる。
・ハーリング
ニシンのマリネ。オランダ人も生魚を食べる。
すし屋が結構多いし、中国と違って生魚が中心なのは
魚を生で食べる習慣があるからだろうか。
・ストロープワッフル
ベルギーワッフルと違い薄いクッキーの様なもの。
焼きたてがおいしい。
・ラクリッツドロップ
変な薬草の味がするドロップ。ひたすらまずい。
イギリス
・フル・イングリッシュブレックファスト
太めのソーセージと焼きトマト、マッシュルーム、
厚切りベーコンと目玉焼きとトーストなど。
これは美味しい。
・フィッシュ＆チップス
白身魚のフライとフライドポテト。
店によるのかもしれないが、これも相当においしい。
ドイツ
・クリスマスマーケットのグリューワイン
シナモンやオレンジで風味を付けたホットワイン。
冬の寒い屋台で飲むと、暖かさが嬉しい。
・ブラートヴルスト
大きめの焼きソーセージ。
ドイツのソーセージは美味しい。
【感想・考察】
今はオランダに住んでいるが、
あんまり美味しい食べ物に出会ったことはない。
チーズやハムは種類も多く楽しめるが
地場の料理で名物はあまり多くない。
基本的に質素な生活を心がけているようだ。
イギリスは食べ物がおいしくないという評判だが
私は結構おいしいと思う。
パイで包み焼きしたステーキとか、フィッシュ＆チップスとか
本当においしいと思う。
インド料理の水準も高くて美味しいカレーの店も多い。
フランス料理はやっぱりおいしい。
私はバターの効いた濃厚な味が好きで好みに合う。
ただ、結構ルールはうるさいようだ。
昼食にクロワッサンを食べていたら笑われた。
「あいつ、ランチにクロワッサン食べてる！（笑）」
ってなんで？
ドイツ料理は美味しいがバリエーションが少ないかも。
ソーセージやシュニッツェル（薄いとんかつ）は美味しいし
ポテトサラダやザワークラウトも美味しい。
でも、もうちょっと違うものも食べてみたい。
色々経験してみよう。
