出口 汪 のマンガでわかるすごい!記憶術 本当に頭が良くなる一生モノの勉強法
【作者】
出口 汪
【あらすじ・概要】
頭が悪いから覚えられない、ということはあり得ない。ものは忘れるものという前提で、記憶を定着させる記憶術を駆使することで記憶力は高められる。
理解できていないことは覚えることができない。まずは理解が先行するので読解力、論理を理解する力が大事だとしている。論理の基本としてイコール関係、因果関係、対立関係に基づくと理解しやすくなる。
理解-記憶-実践(記憶した知識の活用)を繰り返し定着させる。
記憶には4段階あり、
①ファミリア-観念に馴染む、聞いたことがあるレベル。
②リコグニション-認知するレベル。
③リコール- 必要に応じて思い出せるレベル。試験で記述する英単語など。
④オートマチック- 意識せずに取り出せるレベル。会話レベルの英単語など。
全てのことを④に持っていく必要はない。必要に応じて習熟度を上げていくこと。
睡眠する時間に記憶は整理されるので、十分眠ることが大事。
【感想・考察】
マンガと文章が半々くらいで、読みやすく頭に入りやすい。「理解できないものは記憶できない」のは当たり前だが大事なことだと思った。新鮮味はないが役に立つと思われる本。