勉強がしたくてたまらなくなる本
【作者】
廣政 愁一
【あらすじ・概要】
予備校教師が書いた、勉強に自主的に取り組むことができる手法について述べた本。飲酒に残ったポイントは以下の通り。
・人間は誰でも愚図。愚図であることを前提に「仕掛け」を作ることが必要。
・勉強に集中するためには部屋の整理・机上の整理が第一優先の課題。
・筆記用具など使いたくなる道具が勉強の契機となる。道具にはこだわるべき。
・旅行やカフェなど環境を変えることで集中できることもある。
・習慣化すれば勉強は継続できるが、既存の習慣から席を奪わなければいけない。
・日々の生活を分析し、切り捨てる習慣を見つけることが重要。
・計画は過密になりがち。絵に描いた餅の半分を目標とする。
・成果はすぐには出ないが、突然閾値を超える。その前に止めるのはもったいない。
・MUSTは「やらなければならない」ではなく、「やりたい」と捉え直す。
・期限があるとモチベーションが上がる。人生が有限であることを認識すべき。
などなど。
【感想・考察】
新しい習慣を身につけるためには、まず既存の習慣から何かを切り捨てることが必要だというのは、その通りだと思う。ダラダラする習慣も無意味とは言えないし、脳は既存の習慣を徹底して守ろうとする。自分は何をもっとも快いと感じるのかを理解し、利用するのが良いのだろう。
勉強は楽しいし生涯続けたいが、楽をしたいしサボりたいという自分も常にある。両方とも自分の本性ではあるし、尊重しながら結果を出したいと思う。