『虚構推理 スリーピング・マーダー』 城平京
「虚構推理」シリーズ第3弾!
「たった一つの真実」を探すのではなく、より好都合な「虚構」を見つけ出すスタイルのミステリです。さらに今作は、ラストにもう一捻り入る展開でした。
ひっくり返される「真実」と「虚構」の関係が面白いですね。
「真実」に従うのは楽だけど「真実」の切り取り方に恣意があることを意識しなければならない。「虚構」は主体的に作る分、確固たる決意がなければならない。
「嘘つき」が魅力的に見えるのは、その強さ故なのかもしれません。
リンク先にあらすじと感想を上げました。