想像して想像する 望み通りの未来を創るイマジネーション力
【作者】
尾崎 里美
【あらすじ・概要】
Hypnotherapist(催眠セラピスト)として、セミナーなどを開催する作者の話。
前半は恵まれない環境からヘアアーティストとして頭角を表して事業を成功させた事や、その後海外への留学でセラピストとしての資格を取り、日本で事業の幅を広げたという自らの出自を語っている。
セラピーの内容としては「自ら強く思い描いたことは必ず叶う」という引き寄せの法則的な内容と、チャクラや呼吸法などの東洋医学的な思想を組み合わせたもののようだ。良いことも悪いこともイメージしたまま現実を引き寄せるので、悪いことは考えず、自分が望むものを既に叶ったように無意識に刻み込み、無意識の力が実現に引っ張っていく。
【感想・考察】
かなりの部分が自分語りではあるが、明るい文体で楽しく読むことができる。後半では波動やオーラの色など、少しオカルト的要素が混じってくるが、大凡はまともな話。軽く読むにはいいと思った。