毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

『綾志別町役場妖怪課 暗闇コサックダンス』 青柳 碧人

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朧月市役所妖怪課』シリーズの続編です。
舞台を朧月市から、北海道綾志別町に変え、主人公の宵原秀也が活躍します。

朧月市が「日本中の妖怪を集め隔離した場所」だったのに対し、綾志別町は「ロシアにいた妖怪を受け入れて隔離した町」という設定です。

青柳さんが描く妖怪は、日本古来の妖怪もロシア妖怪でも、恐ろしさの中にも親しみやすさが感じられます。緊迫したサスペンスの展開でも、どこか温かさを感じる。逆にどこか抜けた親しみやすい妖怪も、一線を超えると冷徹な恐ろしさを見せたりもする。

間取りを変える妖怪や、コンクリートを変形させる妖怪がいる世界で「密室トリック」は成り立たないし、重点はミステリからファンタジーに移っていますが、この雰囲気は、まったり楽しむのに良い感じです。

 

リンク先にあらすじと感想を上げました。 

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『3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術』 伊藤守

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部下と上司のコミュニケーション不全を解決する「三分間コーチ」を提唱する本です。

著者は「部下と話す時間」「部下について考える時間」を取ることが大切だと言います。

「三分間コーチ」では、短時間でも高頻度で語り掛け、命令ではなく相手の自律的行動の契機を作ります。これにより、

・相手を認知し尊重していることが伝わり、
・相手が知って欲しいと思うことを理解し、
・相手の内面で思索を深めるきっかけとなります。
といったような効果が期待できるとしています。


ビジネスに限らず、すべての人間関係に通じるコミュニケーションの基本ですね。

リンク先に要約と感想を上げています。

見に来てもらえると嬉しいです!

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『月に吠えろ! 萩原朔太郎の事件簿』 鯨統一郎

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「萩原朔太郎が名探偵」という設定からぶっ飛んでます。

室生犀星がワトソン役なのも何だか笑える。

大正から昭和初期の文壇を舞台に、実話とフィクションが入り混じった不思議な雰囲気でした。

朔太郎の探偵スタイルは独特で、事件から「詩」を読み取り、そこからインスピレーションを得る。その後で論理的な検証をしていきます。

ホームズから連なる「論理を積み上げて推理する」名探偵とは異なるスタイルですが、ロジックよりラテラルな飛躍が重視されているのは、奔放な詩人である朔太郎のイメージに会っている気がします。

リンク先にあらすじと感想を上げました。

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『朧月市役所妖怪課 妖怪どもが夢のあと』

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朧月市役所妖怪課 河童コロッケ』『朧月市役所妖怪課 号泣箱女』に続くシリーズ完結編です。妖怪と人間が共存する朧月市の「妖怪課」の面々が活躍します。


前作までは謎解きミステリに重点がありましたが、最終巻では「ラスボスとの決戦」に向けて盛り上がる「能力バトル」っぽい展開でした。

信念を持って「夢」に向けて行動すべき。
でも、それぞれの「夢」は違うことを知らなければいけない。
というテーマが見え隠れします。

「妖怪との共存」は「多様性を受け入れる」ことのメタファーなのでしょうかね。

リンク先にあらすじと感想を上げました。

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『ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING』 照屋 華子

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論理的で分かりやすい、読み手に「解読」を求めないビジネス文書の書き方指南です。

実際のビジネスでは「解読」能力の高さの方が大事だったりもしますね。

本書のポイントを超簡潔にまとめると、
・結論と論拠、事例の関係が So What?/Why So?(ならどうなのか?/ なぜそうなのか?)で検証されているか。

・論拠、事例は MECE(もれなくダブりなく)グルーピングされているか。

・表現は「具体的」「論理的」「簡潔」になっているか。

といったところです。

 下記リンク先に要約を上げています。

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『朧月市役所妖怪課 号泣箱女』 青柳 碧人

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 『朧月市役所妖怪課 河童コロッケ』に続くシリーズ第2弾。

かつて日本中に存在した妖怪が集められ隔離された朧月市で、妖怪と人とのトラブル解決に奔走する市役所「妖怪課」のお話です。

軽く読める「妖怪ファンタジー+ミステリ +お仕事小説」ですが、公務員の悲哀とかシニカルな描写もあったりします。

リンク先にあらすじと感想を上げました。

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『GOTH番外篇 森野は記念写真を撮りに行くの巻』 乙一

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GOTH 夜の章』『GOTH 僕の章』にに続くGOTHシリーズ番外編です。
写真集に添えららた書下ろしを独立した小説として出版したもの。

森野夜と「僕」についての説明がないので、この話から読んでも理解できません。順番に読むことをお勧めします。

写真集のための文章だけあって、写真家の男視点で語られます。
殺人犯である男は「自分を守るための自己演出」を嫌悪し、嘘のない存在として死体に美しさを感じる。
犯罪者誘引ホルモンを持つ森野夜が、かつての死体遺棄現場で男と出会い、駆け引きが繰り広げられます。

GOTHシリーズ好きな人であればお勧めです。 


リンク先にあらすじと感想を上げました。

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