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新装版 企業参謀 戦略思考とは何か

大前 研一

 

40年ほど前に出された、企業経営における戦略思考についての本。

取り上げられているケースはテレビやファックスなど時代を感じさせられるものが多いが、戦略的思考についての考察は今見ても非常に新鮮。

 

問題を考える時、ISSUE TREEを展開し、複雑な課題を分析可能な個別の変数に落とし込む。

 

PPM(Product Portofolio Management) で自社の強み、収益性や市場の状況を見ながら

プロダクトミックスで相乗的な効果を上げていくこと。

 

KFS(Key Factor for Success)を捉え、そこに集中していくこと。

 

多くの具体的ケースが説明されており、具体的に捉えやすい。

古い本ではあっても良書だと思う。

 

 

 

 

堂々と逃げる技術

自己啓発

中島 輝

 

「不安」、「恐れ」、「自信のなさ」 から、周囲からの孤立を恐れたり

今ある環境を離れたら自分は生きてはいけない、という考えから

会社や上司や周りの環境に同調し、逃げ出すことができないのは不幸。

そこから抜け出すためには、ブレない確固たる目標を持ち、自信を重ねていくことが必要という内容。

 

逃げる技術とあるが、大切ではないことにこだわらず、本当に大切なことに集中すべきということ。

 

ロートケプシェン、こっちへおいで

ミステリ

相沢 沙呼

 

マジシャンの女子高生と、ヘタレで誠実な男子高校生の

ちょっとライトノベル的なノリのミステリー。

 

個別の謎をオムニバス的に解決しながら、一冊を通しての謎も仕掛けられている。

最初から伏線が散りばめられているので、読み返すと色々気づく。

ユカというのが誰なのか、最後で驚かされた。

 

汗をかかずにトップを奪え!

ビジネス

三田 紀房

 

漫画家でもある作者だけあって、語り口は鋭く引き込まれる。

ただ、述べられている内容は至極真っ当で納得がいく。

 

今の20代・30代は損をしている。

独立できる力を手に入れるのは大切だが、そのためにはすぐに会社を辞めたりするのではなく、会社の使える部分を使い尽くして成長を図ればいい。

何よりも大切なのは人間同士の関係。使われる側から選ぶ側へ。

仕事は On と Off で考えるのではなく、High と Low で常に頭から離さないようにするというのも理解はできる、

 

今ある場所で全力を尽くし、人生を開くという考え方は心に入りやすい。

 

一方で、会社に徹底的に尽くす、上司との人間関係を重視する、Off でも仕事のことを考えるというのは、受け方によっては完全な会社人間にもなってしまう。

語り口がさばけていて入りやすい分、読み方には注意が必要。

 

 

 

 

アメリカ海軍が実践している「無敵の心」の作り方

自己啓発

Mark Divine

 

アメリカ海軍のエリート部隊である SEALSの指導を行った作者が

軍隊指導、空手、ヨガなどを通じて身につけた、Unbeatable Mind を

身につける方法。

 

多くの要素が詰め込まれた本で、繰り返し読む価値がある。

まずはボックス呼吸と言われる呼吸法をマスタしたい。

また、自分の感情とそれを観察する客観的な自己を感じられるようにしたい。

 

 

探偵の探偵Ⅳ

ミステリ

松岡 圭祐

 

探偵の探偵シリーズの一応の完結。

ミステリとしても、トリビアものとしても、探偵という題材は面白いと思ったけれど、むしろカウンセラーや鑑定士や添乗員の方が読みやすかった。

探偵の鑑定はちょっと気になる。

 

 

 

探偵の探偵Ⅲ

ミステリ

松岡 圭祐

 

ミステリとして考えられてはいるし、トリビア豆知識も詰め込まれているが

鑑定士の方の、人の死なないミステリの方が好き。

 

そうはいっても、勝ちパターンを徹底して踏襲して量産するスタイルは

素晴らしと思う。