【作者】
小森健太朗
【あらすじ・概要】
紙相撲の進化版である「小相撲」を使った賭博が行われていた。主催者によるイカサマがバレた日の深夜、アパートの自室で主催者が撲殺されていた。
被害者は「大相撲殺人事件」という本を指差して死んでいた。これは偶然そこにあっただけなのか、ダイイングメッセージだったのか。
安楽椅子探偵である御前山が話を聞き、真相にたどり着く。
【感想・考察】
「本格相撲ミステリ」というジャンルがあるらしい。相撲関連のミステリだけでシリーズにするほどバリエーションがあるのだろうか。本作はミステリとしては微妙な感じだが、取り合わせの新鮮さを感じた。