Kennie の読書録

毎日1冊本を読み、記録を残したいと思います。

MM9

【作者】

 山本弘

 

【あらすじ・概要】

 「気象庁特異生物対策部」略して「気特対」が、災害を引き起こす「怪獣」に立ち向かう話。タイトルのMMは モンスター・マグニチュードの略で怪獣の体積規模からつけられる。「気特対」は怪獣を分析して、危険性の判断、有効な攻撃方法の指示や避難警報の発令などを行い、実際の攻撃は自衛隊が行う。

 エビの集合体、放射能を持つ鳥形怪獣や、植物型怪獣など様々な怪獣が日本を襲う。

 怪獣は地上でありない大きさの体を維持するなど、物理法則を無視した存在。彼らは何者なのか。

 

【感想・考察】

 「怪獣」、「神話」、「多重宇宙理論」、「自衛隊の武装」など、男子好きのする要素を集めたようなSF。「人間の認識が世界を規定する」という見方で「神話」として伝わる出来事は「今のような認識がされる前の世界の現実の名残り」だと考えるのは非常に面白い。「今見えている世界が全てではないかもしれない」と感じさせる。

 色々詰め込まれながらも、上手くまとまって楽しめる話だった。