毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

きみのために青く光る

 

【タイトル】

きみのために青く光る

 

【作者】

似鳥

 

【あらすじ・概要】

 犬が光る

受験を控えた高校生の少年 田辺は

動物病院の娘である 澤野さんに好意を抱いていた。

だが、田辺には動物に近づくと

必ず襲われるという「特殊能力」があり

常に動物に囲まれている澤野さんに近づくことができない。

田辺は自らの能力の克服に努める。

 

 

この世界に二人だけ

「虫を殺す能力」を身につけた少年 空途は

その力で人も殺せることに気づき動揺する。

そんな時、街中で自分と同じ能力を使い

人を殺す少女 アヤメに出会う。

世界に二人しかない能力者であるアヤメに惹かれながら

「何故人を殺すことが悪いのか」が分からない彼女に

危うさを感じた空途は思い悩んでいく。 

 

 

年収の魔法使い

親の借金や元恋人の金銭問題に苦しんだ 千尋は

相手の生活力を注視するうち、

相手の年収が頭上に浮かんで見える能力を手に入れた。

ふと鏡で自分の頭上を見ると、

実際の年収よりずっと多い金額が浮かんでいた。

 

 

嘘をつく。そして決して話さない

ごく稀に人の胸に青藍色の光が見える修哉。

ある日、叔父の胸に光が見えたというと

幼馴染の鈴乃は急に落ち込んでしまう。

 

数日後、叔父が急な事故で亡くなり

修哉の見る光が詩を予告するものであることに気づく。

 

修哉は人の死を見るのを恐れ、

部屋に引きこもるようになってしまう。

 

 

【感想・考察】

重いものから変わった能力まで様々だが

それぞれの話で深い葛藤と、

それを乗り越える成長が描かれている。

 

どれもハッピーエンドで終わり

爽やかに読み終えることができた。

 

この作者さんの話は初めて読んだが、

なかなか面白かった。

 

 

 

当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムであ「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。