『吉祥寺の朝日奈くん』 中田永一
5つの恋愛短編小説集です。
ミステリ的な仕掛けが効いていたり設定の巧みさも面白いのですが、「恋が芽生える瞬間」の心理描写が巧みで、胸がくすぐられる感じです。
表紙の「乙一氏推薦!」はちょっとずるい。。
こちらのリンク先にあらすじと感想を上げました。
読んでいただけるとうれしいです!
『やりたいことの見つけ方: 情熱を持って取り組める夢・目標・天職が見つかるワーク』 北村拓也
やりたいことが見つからない人のため、人生の目標を見つけるためのステップを解説しています。いろいろな書籍や研究成果が、著者なりに分かりやすく整理されています。
「やりたいこと」は、とにかく行動することで見出していけるんだと、私は思ってます。
リンク先に要約をまとめました。
見に来てもらえると嬉しいです。
『100回泣くこと』 中村航
「学生時代に拾った犬が体調を崩す。
犬が好きだったバイクの音を聞かせるため、4年間放置していたバイクを直そうと恋人が提案する。
牛丼を差し入れ、キャブレターの分解整備を手伝う恋人に、彼は突然プロポーズした」という導入です。
何かよく分かります。
牛丼を差し入れてくれたり、作業するときそばにいてくれたり、何気ない幸せを一緒に感じられる相手は大事ですね。
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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) 汐街コナ、ゆうきゆう
冷静なときであれば「死ぬくらいなら会社を辞めればいい」と考えるけれど、追いつめられて余裕がなくなると他の選択肢が見えなくなって、ちょっとした衝動で誤った判断をしてしまうことがあるのかもしれません。
汐街コナさんのマンガと、ゆうきゆうさんの解説が組み合わさった、仕事に追われる人に贈る一冊です。
長いこと会社員をしていると「会社の理論」が染みついてしまいます。
タイトルをみて引っかかるところがある人であれば、読んでみる価値があると思います。
リンク先にエッセンスだけ抜き出しています。
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『純喫茶トルンカ』 八木沢里志
昭和の匂いが残る東京谷中の路地裏にひっそり佇む純喫茶トルンカが舞台。
そこに集う人々が織りなす3つの物語です。
それぞれ不完全な人たちが、お互いにお互いを思いやり、少しずつ前に進んでいく様子が丁寧に描かれていて、胸が暖かくなりました。
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『ラブレター』 岩井俊二
先日読んだ『ラストレター』の淡々とした雰囲気が良かったので、ずっと遡って本作を読んでみました。
本作も「死んだはずの人間との手紙のやりとり」をキーにした淡々とした物語でした。
「今ここ」で自分を見てくれる人に愛を返すためには「感情の整理」が必要で、過去を丁寧にひも解いていこうとしています。
「ラストレター」と比べるとコメディ色が強くて、笑かしながら泣かせてくるラブストリーでした。
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『超速読』 齋藤孝
「拾い読みでもいいから、一冊の本から何かを受け取って、アウトプットしましょう」という主張する本でした。
超高速の視線移動とか技術的なトレーニングではなく、重要ポイントのあたりをつけて拾っていくコツの紹介と、とにかくアウトプットすることの重要性を説いています。
書籍だけでなく会社で使う資料などにも言及していて、色々役に立ちそうです。
「手が出せないでいた長大な作品に挑んでみようか」という気分にさせられました。
リンク先に要約を載せています。
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