2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
堀 辰雄 風立ちぬ、いざ生きめやも。 情景の描写が美しいと感じた。 冬山のサナトリウムの寂れた感じと、それでも暗くならない雰囲気。 死を目前にした人間の澄んだ感覚が美しい。
川瀬 博文 起業に必要な準備・心構えを書いた本。 お金に対しての意識など、参考になる部分もあるが 準備についてはコンサルを上手に使いましょうという内容で 直接的に参考にはならなかたった。
松岡 圭祐 この作者のいつも通りの雑学満載のミステリ。 万能鑑定士のシリーズの方が、人が死なない分好き。 それでも読ませて引き込む文章はすごいと思う。
ピエール・ルメートル 最初は誘拐の被害者として、登場したアレックスの計画が徐々に見えてくる。 最後でひっくり返すどんでん返しではないが 何度もアレックスの立場が変わっていく。 また刑事達のチームが魅力的に描かれている。 残忍な描写は多いが、読後…
グロービズ経営大学院 田久保善彦、荒木博行、村尾桂子 3名の共著 勉強の仕方についての本。 キャリアを考えること、 インプットすること、 振り返ること、 アウトプットすること、 フィードバックを受けること、 このサイクルを回していくことで効果的に学…
中島 聡 Microsoft で Windows95の開発に関わった経営者の時間術。 最初の2割の時間で8割を終わらせるつもりで全力を尽くす ロケットスタートを提案している。 界王拳20倍のイメージはわかりやすい。 誰にも邪魔されない朝の時間を活用すること、 締め切…
村形 聡 超入門編だと思ったが、数字の読み方の勘所が掴めた。 会計数字自体の意味は分かっていても、そこからどのようにメッセージを読み取るのか、かなり実践的な部分もあった。 PLを読むことは多いが、BSを読むのは難しいと感じていたので これくらい噛み…
森見 登美彦 恋愛ファンタジーというべきか。 癖の強い極彩色の世界観に浸るのが徐々に気持ちよくなっていく。 主人公の”私”は 以外と格好よくて、特に学園祭の話では、ご都合主義かもしれないけれど爽快感のあるストーリー。 夜の街を一人で歩いて、電気ブ…
近藤 勝重 どちらかというと小説や詩を書くときの心情描写など、散文的な文章を書く技術を伝える本。 そういう文章を書く機会は多くないけれど、時に叙情的な表現をしてみたい時には、役に立つかもしれない。