『1リットルの涙』 木藤亜也
脊髄小脳変性症にかかった少女が綴った日記です。
徐々にできることが制限されていく様子が生々しく伝わってきて、読んでいて息苦しくなってきましたが、「生きていること」の奇跡を感じさせれる本でした。
こちらのブログに書評を書いたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『十字架のカルテ』 知念実希人
友人を殺した犯人が精神疾患による心神喪失で不起訴となったことを受け、自ら精神鑑定医を目指す主人公の話です。
知念さんらしく、あざやかなミステリですが、社会に投げかるテーマは重い。
一読の価値ある本です。
ちなみに6月15日現在は、Kindleストアで小学館書籍割引フェア をやっており、本書も 1540円 → 970円になってます。このチャンスに是非。
こちらのブログに書評を書いたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『死にぞこないの青』 乙一
あなたは「自分の痛み、屈辱」から目を背けていませんか?
イジメの構造に切り込んだ暗めの話ですが、一読する価値はあると思います。
こちらのブログにあらすじと感想を書きました。
リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存』 ジム コリンズ、ジェリー ポラス
四半世紀前の本ですが、今読んでも得るものが多いです。
ポイントは「不変の基本理念を徹底させる仕組みを作り、それを達成させる手法は絶えず進化させていく」という一言でまとめられるシンプルさです。
メッセージはシンプルですが、実エピソードが圧倒的なボリュームで挟まれていて、なかなか強烈に頭に刻み込まれました。
色々なビジネス書で出てくる話の元ネタになっているので、一班教養として読んでおいても損はないと思います。
こちらのブログに要約と感想を書いたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『掟上今日子の婚姻届』 西尾維新
一日で記憶がリセットされてしまう「忘却探偵」掟上今日子シリーズ第6弾、今回は長編です。
「婚姻届」と題する通り、今回は恋愛要素が強めですが、虚構をベースに人格を積み上げている掟上今日子は、一筋縄ではいきません。
相手役の隠館厄介もなかなかカッコいい。
こちらのブログにあらすじと感想をまとめたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『横濱エトランゼ』 大崎梢
横浜の歴史にまつわる小さな不思議を解いていく、5つの連作短編集です。
横浜を愛する人に向けた本ですね。懐かしい気持ちになりました。
こちらのブログであらすじと感想を書いたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!
『哲学的な何か、あと数学とか』 飲茶
飲茶さんの「哲学的な何か」シリーズです。
こちらはフェルマーの最終定理にまつわる数学史がメインですが、分かりやすい解説と興味を引く語り口はいつも通りです!
細かい数式とか数学理論とか全くわからずに読んでも大丈夫。
こちらに要約をまとめたので、リンク先を読んでもらえると嬉しいです!