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銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

 

青く静謐なイメージの情景描写で全編に渡ってもの哀しい雰囲気に溢れている。

姉弟や蠍やカムパネルラも、他の人のために身を呈し、あるいは身を呈したいと思って命を失った。

ジョバンニは献身と死への旅立ちの思いに触れ、「みんなの本当の幸」を実現したいと願い、自分の人生に戻っていった。

短い話ではあるが、情景を頭に思い浮かべ、登場人物たちの解釈をしていくと軽く流して読むことはできない、重い本だった。