『スコッチ・ゲーム』 西澤保彦
複雑な伏線の鮮やかな回収が美しいし、主人公たちの距離感が心地いい。
気づかずにシリーズ3作目から読んでしまったが、1作目から読んでみよう。
高校生の高瀬千帆は、恋人の恵を殺される。
目撃者と同室だった生徒、恵の実家を訪れた生徒が次々と殺された。
千帆は教師の惟道を疑うが、彼は「スコッチの匂いがする不審な人物とぶつかった。その人が川に中身を捨てているのを見た」という不思議なアリバイを訴えた。
事件から2年後、千帆は大学の友人たちに「スコッチを川に捨てた人物」の真意を当てさせるゲームを持ちかけた。
リンク先にあらすじと感想をあげました。