『詐欺師は天使の顔をして』 斜線堂有紀
カリスマ霊能力者を演じる「子規冴昼」と、抜群の洞察力と緻密な下準備で彼を支える「呉塚要」の物語。
「たった一つの真実」よりも「一番大切な人にとって都合の良い虚構」を追求していく要がカッコいいですね。
「嘘つき好き」な私には「コン・ゲーム(詐欺師の騙し合い)」系のお話が大好物です。
最後のエピローグには唐突感がありました。
未解決の謎を残し、全てを語り切らないスタイルも好みです。
斜線堂有紀さん、いいですね。
リンク先にあらすじと考察を上げました。
ネタバレがあるので、未読の方はご注意ください。