『会社では教えてもらえない 仕事が速い人の手帳・メモのキホン』伊庭正康
仕事を速くするには「スケジューリング」が大事!
紙の手帳を使いこなし、スケジュールを主体的にコントロールする方法を解説しています。
役立つ話も多かったけど「紙の手帳」へのこだわりには、ちょっと無理も感じました。
例えば昨今リモート勤務だったりすると「オンラインでのチームスケジュール共有」は必要不可欠でグループウェアを使わざるを得ない状況です。
逆にみると「グループウェアやクラウドの仕組みがあったから、それなりにリモート対応できる仕事が結構あった」ということで、働き方の自由度をあげてくれているともいえるのでしょう。
相手が話している前でメモをとるのは問題ないが、キーボードを打つのは失礼だと感じる人もいるのだと思います。でも、そのあたりは「慣れ」の問題で、キャズムを超えれば一気に広まる感じもあります。
例えば十年くらい前、すでにBluetoothヘッドセットはあったけれど「手ぶらで話すのは独り言みたいで気持ち悪い」から広がりませんでした。
でも、ここ数年でワイヤレスイヤホンが急速に普及して「電話を手にもたずに話す人」に違和感を感じなくなってきています。そうなると更に普及に拍車をかける。
「記憶の定着」が必要な教育現場はともかく、ビジネスの場では「手書き」は徐々になくなっていくのだと思います。
個人的には「悪筆だから手書きの文字を見せないで済むのが嬉しい」本音だけど。
リンク先に要約を載せました。