『涼宮ハルヒの消失』 谷川 流
涼宮ハルヒシリーズの第4弾です。
前作までの伏線を拾う展開も熱く、タイムトラベルもののSFとして楽しめました。。
でも、本作でキモとなるのは「長門有希の想い」だったのだと思います。
「宇宙人が作ったロボット」だった彼女が、感情という「バグ」を蓄積させる。
過去を改変し「普通の人間」としてキョンとの出会いをやり直し、恋路の邪魔になるハルヒを遠ざける。
それでもキョンの記憶だけは改変せず、最終的にはキョンに未来の選択を託す。
これは切ない話でした。
リンク先にあらすじと感想を載せています。