『ノッキンオン・ロックドドア２』 青崎有吾
『ノッキンオン・ロックドドア』シリーズ第2弾です。
不可能犯罪のハウダニット（どうやったの）を解く御殿場倒理と、不可解犯罪のワイダニット（どうしてやったの）を探る片無氷雨のダブル探偵が事件に挑みます。
前作のラストで投げられた数年前の謎が回収されています。
たとえ見たくなくても「説かない方がいい謎なんて存在しない。謎を解くのは選択肢を増やすことだから」という言葉に背中を押され、ずっと目を背けてきた「閉ざされたドア」をノックして開きます。
数年かけて『ノッキンオン・ロックドドア』という風変わりなタイトルの真意も見えました。
これで完結っぽいけど、本格推理×コミカル・ハードボイルドのフォーマットが面白いので、続編があればそれも嬉しいですね。
リンク先にあらすじと感想を上げています。
身に来てもらえると嬉しいです。
