『「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する』 橘玲
ここ半世紀ほどの間に、巨大な「知のパラダイムシフト」が起こっているから、それ以前のパラダイムで書かれている本は読まなくてもいいよ、というお話です。
複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義の5分野を上げ、どのようなパラダイムシフトが起こったのかを解説しています。
超圧縮すると
「進化論的な考え方が様々な分野に浸透している」
「因果関係で語れない複雑系に、技術進化による統計の進歩で切り込んでいる」
ということでしょうか。
複雑系の考え方が生まれる前の「合理的経済人」をベースとしたマクロ経済とか、進化論が広がる前の現象学的な「意識」の捉え方はすべて時代遅れ、 ということですね。
こちらのリンク先に私なりの要約を載せています。