毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

麦本三歩は焼売が好き

麦本三歩の好きなもの」に収められなかった短編です。

Kindle Singles で短編一話だけ購入しました。

 

「怖い先輩」「優しい先輩」「おかしな先輩」に加え

「真面目な後輩」が参入します。

 

 

【タイトル】

麦本三歩は焼売が好き

 

【作者】

住野よる

 

【あらすじ・概要】

図書館での勤務3年目を迎えた麦本三歩は

初めての後輩を迎えることとなり、

「最年少愛されキャラ」のはく奪を恐れる。

 

配属された新人は、日本語のうまい中国人女子で、

その真面目な勤務ぶりに圧倒される三歩だったが

人との距離の取り方に戸惑っていることに気づき、

三歩なりにサポートしようとする。 

 

 

【感想・考察】

あくまで個人的な知り合いの範囲だけれど

中国人の同僚は真面目な人が多い。

「上司が働いているのに帰るわけにいかない」とか

「仕事が終わらないから休日出勤もやむなし」とか

昭和日本的なメンタルの人も多かった。

 

ちなみにオランダ人にそういう感性は一切ない。

(あくまで個人的に見ている範囲だけど)

仕事が時間通り終わらないのはマネジメントの問題なので

残業はあり得ず、終業時間1分後には誰もいなくなるし、

休日に出勤している人を見たことがない。

 

それでもオランダの一人当たりGDPは日本よりずいぶん高いし

為替影響を差し引いても効率が良いということなのだろう。

日本も中国も、そういう「成熟した働き方」ができる日が

来るのだろうか。

 

 

 

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