明日死ぬかもしれないから今お伝えします
【作者】
サトウヒロシ
【あらすじ・概要】
大人向けの絵本。
ある男の前に死神が現れ、「明日あなたの命をもらう」と言う。男は最後に手紙を書く機会をもらい、愛する人に感謝の言葉を綴っていく。最初は「なぜ自分が死ななければならないのか」という戸惑い憤りが強いが、徐々に感謝の気持ちが溢れ出し、愛する人と一緒に「生きたい」という強い気持ちに繋がっていく。
【感想・考察】
人はいつ死ぬか分からない。それでも時間は無限にあると感じ、大切な人との関係に緊張感を持てない。「一期一会」の気持ちで、常に相手を大切にしていきたいと感じた。万年筆の絵は独特だが、こういう本は電子書籍ではなく、紙の本で読みたかった。