毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 これで、もっともっと見えてくる ビジネスマンのための力養成講座シリーズ

経営コンサルタントの小宮氏による 「数字」を読む力を養成する本。 【タイトル】 ビジネスマンのための「数字力」養成講座 これで、もっともっと見えてくる ビジネスマンのための力養成講座シリーズ 【作者】 小宮一慶 【あらすじ・概要】 数字力とは 1. 把…

生きている理由

日本で男装の麗人「川島芳子」として生きた 清朝の王女の実話をベースとしたフィクションです。 松岡氏が「黄砂の籠城」で描いた義和団の変から 十数年ごが舞台になっています。 歴史小説ですが、数奇な運命を生きた芳子と 陸軍少尉の恋愛を中心に描かれてい…

刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版

堀江氏の刑務所生活を書いた 「刑務所なう」、「刑務所わず」から 漫画部分を抜粋したものです。 刑務所での生活が具体的に描かれていて いつか収監されることがあったら 役に立ちそうな内容です。 【タイトル】 刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務…

本を殺してみたけれど

著者が引越しで蔵書を処分したときのお話です。 電子書籍についての考察かと思って読んだのですが 著者の読書遍歴や、 イギリスのインテリアについての話が中心でした。 【タイトル】 本を殺してみたけれど 【作者】 リンダ・グラント 【あらすじ・概要】 作…

宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八

NASAで火星探査ロボットの開発研究をしている小野雅裕さんが 「宇宙開発をリードするイマジネーション」の素晴らしさを 熱く語る本です。 イマジネーションが世界を切り拓いていく様に ロマンを感じます。 生きている間に地球の重力圏から離れてみたい。 【…

春にして君を離れ

アガサ・クリスティの作品ですが ミステリーではありません。 事件も起こらず探偵も登場せず 一人の女性が自分の内面を掘り下げていく サイコ・スリラー的な話で、 生々しい恐ろしさがありました。 【タイトル】 春にして君を離れ 【作者】 アガサ・クリステ…

世界一受けたいお金の授業―――一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術

家計からから、企業・国家のレベルまで 「プロックパズル」を使って説明する本です。 お金が貯まる人や企業と、 お金が減っていく人や企業はどこが違うのか お金の使い方の構造を解説しています。 【タイトル】 世界一受けたいお金の授業―――一生お金に困らな…

インターネット的

20年近く前の本ですが、 インターネット自体の進化だけではなく 「インターネット的」な考え方が 世界を変えていくことを見事に予言しています。 テクノロジーを語る本は数年経つと古さを感じますが 新鮮さを失わないのは素晴らしいと思う。 【タイトル】 イ…

養老孟司の<逆さメガネ>

養老孟司先生による教育論です。 世界の「都市化」に疑問を投げかけています。 【タイトル】 養老孟司の<逆さメガネ> 【作者】 養老孟司 【あらすじ・概要】 偏見をもってみることを「色メガネ」というように 大勢となっている見方を変えてみる「逆さメガ…

恋する寄生虫

極度の潔癖症で 社会に馴染めない男が 一回り近く年下の女子高生と恋に落ちる物語です。 クリスマスイブの夜に通信ネットワークを遮断する 「Silent Night」というワーム型マルウェアを作るくらい 拗らせていた男が、 恋に落ち生きる喜びを取り戻すけれど 単…

それでも僕は夢を見る

「夢をかなえるゾウ」など、 自己啓発系コメディーを書く水野さんと、 「振り子」など、人生を俯瞰するような物語を パラパラ漫画で描く鉄拳さんのコラボ作品です。 それほどボリュームはなく、サクッと読めます。 【タイトル】 それでも僕は夢を見る 【作者…

ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子

事前知識なしにタイトルだけを見て 可愛らしい系ミステリと思って読みましたが かなりグロいシーンもある 際どいサイコサスペンスミステリでした。 ミステリとして凝っているわけでは無いのですが 主人公 姫川玲子と警察関係者たちの濃いキャラが魅力的で 一…

てつがくフレンズ 女の子の姿になった哲学者たちの哲学教室

「古代ギリシアを中心とした哲学者たちが 美少女キャラ化して学園生活を送る」という内容です。 前半は著名な哲学者の思想を紹介する 「マンガで分かる!哲学入門」のノリだったのですが 後半で近代・現代の思想とぶつかる中で 「人間とは何か」を問う物語に…

左遷社員池田 リーダーになる: 昨日の会社、今日の仕事、明日の自分

いわゆるビジネス小説です。 池井戸潤さんの話が好きな人などにおススメです。 そのなかで「理想のリーダー像」も描いています。 【タイトル】 左遷社員池田 リーダーになる: 昨日の会社、今日の仕事、明日の自分 【作者】 佐藤孝博 【あらすじ・概要】 ドレ…

緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

ミステリ作家である 相沢沙呼 ですが 本作はファンタジー小説です。 剣と魔法が飛び交う超正統派ファンタジーで RPGゲームの様な世界観を純粋に楽しめました。 【タイトル】 緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑 【作者】 相沢沙呼 【あらすじ・概要】 ジゼル・…

いたいのいたいの、とんでゆけ

凄惨で救われない状況に堕ちた二人が その中で最大限の喜びを見つけていきます。 バッドエンド風ハッピーエンドが切ない恋愛小説です。 以前読んだ同じ作者の「三日間の幸福」も 最終的な救いはない中で幸せを見つける話でした。 本作では、より深い絶望の中…

闇ウェブ

史上最大のサイバー闇市場である 「シルクロード」の主催者逮捕から始まり、 「闇(ダーク)ウェブ」と呼ばれる世界で 行われている取引や、 そこに使われている技術についての ノンフィクションドキュメンタリーです。 【タイトル】 闇ウェブ 【作者】 セキ…

桐島、部活やめるってよ

高校での生活を描いた「青春小説」です。 タイトルにある桐島自身は出てきませんが 7つに分かれた各章の語り手たちに 直接・間接の影響を与え、状況が変化していきます。 最初はとっつきにくいと感じましたが 後半に入ってググッと引き込まれました。 【タイ…

祈りのカルテ

2年間の臨床研修で各科を巡回しながら 患者たちの隠した思いを解き明かしていきます。 「医療ミステリ」の範疇に入るのだと思いますが 病気や治療がキーになるわけではなく 患者たちが守ろうとしているものに気づき 救い出していく、という話でした。 【タイ…

われ笑う、ゆえにわれあり

バカバカしく笑えるエッセイです。 屁理屈の多彩さに哲学者の神髄を見た気がしました。 「深い洞察風の単なる屁理屈」に憧れます。 【タイトル】 われ笑う、ゆえにわれあり 【作者】 土屋賢二 【あらすじ・概要】 コメディ的エッセイなので「あらすじ」は書…

すごい「実行力」―――「結果」は3日で出る!

「3日で〇〇できる!』みたいなタイトルの本は ちょっと 敬遠してしまうのですが 読んでみると、地道でまともな話でした。 「行動科学」の観点から、 「やりたい」と思える実行力のつけ方を 紹介しています。 【タイトル】 すごい「実行力」―――「結果」は3…

鍵のない夢を見る

5編の短編集です。 どれも犯罪がらみの話でちょっと重いのですが 語り手となる女性主人公の心理描写が凄まじく 一気に引き込まれました。 【タイトル】 鍵のない夢を見る 【作者】 辻村深月 【あらすじ・概要】 仁志野町の泥棒 ミチルはかつての友人律子と再…

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

「思い込みから逃れ、事実をもとに世界を見よう!」 という話です。 これは間違いなく名著です。 多くの人に読んでもらいたいと思います。 【タイトル】 FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 【作者】…

妹と猫

5つの短編集です。 若干ミステリ風な「ノック屋・その後」での 洒脱な会話も大好きなのですが 表題作の「猫と妹」は傑作だと思います。 【タイトル】 妹と猫 【作者】 奥田徹 【あらすじ・概要】 ヨビダシガカリ 地元に帰った僕は、同窓会の呼び出し係として…

欧州ポピュリズム ──EU分断は避けられるか

EUで力を付けつつある「ポピュリズム」 を解説しています。 EUの歴史や機能についても学べるので 欧州の状況をざっくり知りたい人には 役に立つと思います。 【あらすじ・概要】 欧州各国でポピュリスト政党が力をつけ EU統合に影響を与えつつある状況を解説…

サクラ咲く

学校を舞台にした3つの連作短編集です。 辻村深月さんには、時々影を感じますが 本作はまっすぐに優しい作品でした。 この作者の作品では、いまのところ一番好きです。 【タイトル】 サクラ咲く 【作者】 辻村深月 【あらすじ・概要】 3編の連作短編集。 約…

服用危険 飲むと寿命が縮む薬・サプリ―――疲れ、息切れ、めまい、不眠、物忘れ

サプリや医薬品、様々な健康法の 効果・副作用について解説しています。 効果と害悪の両方について 「エビデンス」の信頼レベルを示して説明し 極力、科学的であろうとしています。 それでも、健康問題になると、 著者も読者の側でもどうしても、 バイアスが…

幸・不幸の分かれ道

不幸のスペシャリストとして 「厳密な思考」と「ユーモア」を日本の柱とした 「不幸を軽減する方法」を説く本です。 モノの見方や受け止め方を広げるような視点です。 【タイトル】 幸・不幸の分かれ道 【作者】 土屋賢二 【あらすじ・概要】 当たり前に縛ら…

レフトハンド・ブラザーフッド

事故で死んだ双子の兄が左腕にいる! 殺人の疑いで警察から追われなながら 兄弟で協力し真犯人を探っていく、サスペンスミステリです。 妄想なのか真実なのか、誰を信じればいいのか、 最後までグイグイと引っ張るストーリーでした。 【タイトル】 レフトハ…

自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ

自律神経の失調でうつ気味だった著者が ヨガを始めて復活したプロセスを紹介しています。 難易度の低いポーズが中心だし 「完璧でなくても効果がある」という 紹介の仕方なので気楽に試せます。 すべてのポーズで伸ばすべきポイントを イラストで紹介してと…

当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムであ「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。