毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

【作者】 ケビン・クルーズ 【あらすじ・概要】 ビリオネアやオリンピック出場者、成績優秀者などから時間管理の秘訣を聞き、15の秘訣にまとめた本。 ① 1440 一日は1440分で有限だということを認識し、時間は取り返しのつかない貴重な資源だと常に意識するこ…

P.F.ドラッカー 完全ブックガイド

【作者】 上田惇生 【あらすじ・概要】 ドラッカーの主要著作の大部分を翻訳し、日本においてその思想を広めてきた上田氏によるブックガイド。ドラッカー本人が著した全作品や、死後に編まれた関連書籍も含め全64冊を紹介している。 冒頭は糸井重里氏との対…

【入門】お金持ち生活のつくり方―――今すぐこの習慣と思考法を身につけよう!

【作者】 佐々木裕平 【あらすじ・概要】 「お金持ちになる方法」の入門書的な本。提言されているのは以下のような内容。 ・給与所得+投資による所得 で「お金に背中を押してもらう」 お金を投資に回すことで「お金がお金を稼ぐ」。楽をすることは悪いこと…

銀の匙

【作者】 中勘助 【あらすじ・概要】 1910年に発表された前編と、1913年に「つむじまがり」として発表された後篇からなる小説。 伯母が自分に薬を飲ませるのに使った「銀の匙」を見つけ、幼少時代を回想する。 主人公は幼少の頃病弱だった。母も病弱であった…

ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方

【作者】 伊藤洋志 【あらすじ・概要】 一つの仕事に全てを捧げてしまうことはリスキー。まずは生活コストを見直した上で、自分の能力を向上させ、仲間と取り組めるような、拡大を目指さない小さな規模の「ナリワイ(生業)」を複数身につけて、収入源を分散…

プロカウンセラーの共感の技術

【作者】 杉原保史 【あらすじ・概要】 臨床心理士であり教育学博士でもある著者による「共感」についての本。共感を深めることで人間関係を改善していくための技術を紹介している。 いくつかのポイントをピックアップする。 ・まずは自分の視点を外れ、相手…

あなたのままで奇跡を起こす!思考選びの実験

【作者】 都築まきこ 【あらすじ・概要】 ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」に感銘を受けた作者による、いわゆる「引き寄せの法則」系統の本。不安や焦りがあるときも、自分自身を変えるのではなく「思考や言葉の選択を変えればうまくいく」という。 …

続堕落論

【作者】 坂口安吾 【あらすじ・概要】 「堕落論」の続編で、論旨はほぼ重なる。 戦後の「日本の道義が退廃している」「貧しさに耐え、倹約の精神を持ち、ひたいに汗して勤労する農村文化を復興させるべき」との意見に真っ向から対立する。 日本の「農村文化…

光と影の誘惑

【作者】 貫井徳郎 【あらすじ・概要】 4篇の短編集。 「長く孤独な誘拐」 自分の子供が誘拐され、犯人から「誘拐の代行」を強要される。緻密に計画された誘拐は身代金を受け取らずに終わったが、何が目的だったのか。何故犯人は声を変えて電話をかけてきた…

堕落論

【作者】 坂口安吾 【あらすじ・概要】 第二次世界大戦時に、未亡人の恋愛を書くことは禁止されていた。「二君に仕えるべからず」という武士道の忠君の精神が、忠臣蔵のような作品を美化してきた。 戦時下の未亡人は夫を亡くし辛いだろうが、時が経てば新た…

内向型を強みにする

【作者】 マーティ O. レイニー 【あらすじ・概要】 人間には内向型と外向型があるとする。 内向型の人間は副交感神経が優勢で、外部の刺激からはエネルギーを得にくく、狭く深い関係を好み、自分一人で過ごす時間・場所を必要とする。自分の内側に入り込む…

ザ・ロングラン 人生を走り出す日まで

【作者】 ミシュカ シバリー 【あらすじ・概要】 著者はアルコールに依存し、ドラッグに溺れる自堕落な日々を過ごしていた。「あなたは丈夫じゃない」と母親に言われていたが、長い期間アルコールや薬物に依存していたにも関わらず、肉体的には病気はなかっ…

ごん狐

【作者】 新美南吉 【あらすじ・概要】 狐のごんはいたずらで、兵十が捕まえた魚やうなぎを逃してしまう。その数日後に兵十の母親が亡くなったことを知り、母親が最後に食べたかったであろう魚を逃してしまったことに深い後悔を覚え、自分と同じ天涯孤独の境…

旅屋おかえり

【作者】 原田マハ 【あらすじ・概要】 “おかえり” の愛称で呼ばれるアラサー崖っぷちアイドル 丘エリカが主人公。 自身の失言で最後に残った仕事である旅リポート番組も打ち切られ、おかえり自身も所属する弱小プロダクションも窮地に立たされる。そんな折…

新装版 話を聞かない男、地図が読めない女

【作者】 アラン・ビーズ、 バーバラ・ビーズ 【あらすじ・概要】 男女の脳は胎児の時期に浴びた性ホルモンの影響で、先天的にプログラムされている部分がある。 影響の程度により、男性的・女性的な特徴が強く出る人と中間的な人が出てくるが、全体的な傾向…

虫食いの家(うち)

【作者】 森下くるみ 【あらすじ・概要】 一時期はAV女優でもあった著者が赤裸々に自分の半生を綴ったエッセイ。幼少のころから東京に出て働き始めるまでの思い出を語る。 秋田で過ごした幼少時代は貧しく、酔うと人格の変わる父との関係に苦しんでいたこと…

カリスマ同時通訳者が教える ビジネスパーソンの英単語帳

【作者】 関谷英里子 【あらすじ・概要】 同時通訳者である作者が、日本人が使いがちな平易な英単語を、ビジネスで使える単語に置き換えた60例を紹介。著名人の重みのあるスピーチも文法などが特別なのではなく、使われる単語が高度だとしている。 構成は以…

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 小宮流 頭をよくする読書法

【作者】 小宮一慶 【あらすじ・概要】 読書は論理的思考力を高めるために役立つとしている。 What(現象として何が起きているのか)→ Why(なぜそうなっているのか)→ How(そのことを自分の問題にどうあてはめていけるのか) という考え方をすることが必要…

ダンナ様はFBI

【作者】 田中ミエ 【あらすじ・概要】 コピーライターとして働いていた女性が、FBIで要人警護をしていた”ダーリン”に見初められ、数年間の手紙や電話のやりとりで結婚に至る。ダーリンはFBIを退き、日本の大使館付きで働きながら、日本で「危機管理」の意識…

わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~

【作者】 西林克彦 【あらすじ・概要】 本を読んでいても「わかったつもり」で理解を深めることができなかったり、間違えた解釈をしてしまうことが、どうして起こるのか。また、どうすれば「わかったつもり」を超えて理解を深めることができるのか、について…

マリーの愛の証明

【作者】 川上未映子 【あらすじ・概要】 「ミア寮」の寮生であるマリーは定例のピクニックで、集団から離れ湖のほとりで一人佇んでいた。マリーの恋人だったカレンが訪れ、別れは受け入れるが「私を愛していたのか」を教えて欲しいという。 マリーは「”愛”…

ま、いっか。

【作者】 浅田次郎 【あらすじ・概要】 浅田次郎氏が女性ファッション誌などに寄稿した記事を集めたエッセイ集。小説を読むだけでも浅田氏の人となりはよく理解できるのだが、自分の来歴について語るエッセイを読むとより理解が深まる。 浅田氏が「きちんと…

終電の神様

【作者】 阿川大樹 【あらすじ・概要】 電車の緊急停車から動き出す、7つの短編。 ①化粧ポーチ 緊急停車した電車に閉じ込められた乗客が車内で不快な思いをする。ようやく下車し同居している女性が救急車でたらい回しにされていることを知り、「とるものも…

バカが多いのには理由がある 〈理由がある〉シリーズ

【作者】 橘玲 【あらすじ・概要】 時事問題などに作者の視点で論を展開していく。 タイトルにある「バカが多い理由」は、エネルギーを使わない「ファスト思考」で済ませるからだとしている。人間の思考には「ファスト思考」と「スロー思考」がある。進化の…

旅する火鉢(ものものがたり1)

【作者】 高樹のぶ子 【あらすじ・概要】 祖父の代からずっと受け継がれ、家の盛衰を見続けてきた大きな火鉢。火鉢に描かれた楽しげな旅人に憧れたのか、祖父は常に旅をする人生をおくった。 ある時、サーカスのテントに誘われ、回転する少女や、火鉢を回す…

宇宙に外側はあるか

【作者】 松原隆彦 【あらすじ・概要】 宇宙観察の進歩、宇宙の起源、宇宙の形状、宇宙の外側について、現在の学説を平易な言葉で解説している。 現在では「宇宙マイクロ波背景放射」の観測から宇宙の誕生から38万年後くらいの状況は探れるようになった。…

優しくって少し ばか

【作者】 原田宗典 【あらすじ・概要】 多彩な男女の関係を描いた6作からなる短編集。 ・優しくって少し ばか 句読点をあまり使わない、文章の区切りを口語的なスピード感でつなぐ手法で、すぐ隣で話を聞いているような感覚を受ける。バブル全盛を迎えよう…

Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

【作者】 きんどう 【あらすじ・概要】 Kindle の電子書籍アフィリエイトで生計を立てる きんどう氏の著作。 きんどう(きんどるどうでしょう)というサイトで Kindle本のセール情報や新刊情報などを紹介しアフィリエイトの収入だけで億を狙うという。 内容…

鉄道員(ぽっぽや)

【作者】 浅田次郎 【あらすじ・概要】 浅田次郎の短編集。「奇跡」が起きる8つの短編。 鉄道員(ぽっぽや) 映画化もされた表題作。北海道の寂れた鉄道駅の駅員乙松。彼は不器用で仕事に一途で、娘を亡くした日も、妻を亡くした日も変わらず駅に立ち続けて…

どうか幸せになって

【作者】 ごみたこずえ 【あらすじ・概要】 図書館職員が古くなった本を処分しようとしたところ、高齢の職員から止められ「私はかつてこの本に救われたんだ」と言う。 その本は数十年前に、ある男が娘に贈ったものだった。男は娘が生まれ長くはいきられない…

当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムであ「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。