『凍りのくじら』辻村深月
父の名を継いだ写真家 芦沢理帆子のお話です。
中盤から話が加速し、ラストの怒涛の伏線回収は鳥肌ものでした。
理帆子の孤独を救った「強い光」がカッコよくて涙が出そうになる。
サブタイトルが秘密道具だったり、ストーリーを組み込んだり、随所にドラえもん愛が溢れてるのも良かった。
私にとって「のび太がヒーロー」で「のび太の哲学」が身に沁みついているので、ただただ共感する話でした。
リンク先にあらすじと感想を上げましたが、ラストの感動を邪魔しないよう、できれば予備知識なしで読むことをお勧めします。