『閻魔堂沙羅の推理奇譚 Ａ＋Ｂ＋Ｃの殺人』 木元哉多
『閻魔堂沙羅の推理奇譚』シリーズ第7弾。
前作に続いて今回も長編です。
酒浸りで自堕落な男と、末期がんで余命僅かなその妻、父に見切りをつけ、母の死を覚悟し自分たちだけで生きると覚悟した二人の子どもたちの物語です。
今作は作者のメッセージが、かなり明確に押し出されています。
「自分の頭で考えろ！」「挑戦を続けろ！」という熱いエールが背中をグイグイ押してきました。
論理パズルとしての面白さも今まで通り。
作者の煽りがあったので、今回はちゃんと自分で考えました。
リンク先にあらすじと感想を上げました。
