毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

『恋に至る病』 斜線堂有紀

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人の心を操り壊していく少女の物語です。

東野圭吾さんの『白夜行』とか「悪女好き」な私にはどストライクでした。(あくまでフィクションでの話です)

著者はあとがきで「主人公の少女は、誰一人として愛さなかった化物なのか、ただ一人だけは愛した化物なのか」という謎を投げかけています。

本文の叙述から少女の思いを推理していくと、最後に「では愛とは何なのか」という疑問に突き当たる。なかなか考えさせらえる話でした。

リンク先で著者の問いに対する考察をしています。
完全にネタバレなので未読の方はご注意ください。

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