『疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記』 はあちゅう
「やる気を出す方法なんて、
この世にはひとつもなくて
「やろう」と決めて、
パソコンを立ち上げるかどうか。
パソコンを立ち上げる動作には
30秒もかからないのに、
その30秒の勇気が出ない」
そうです。
パソコンの電源って重い。。。
タイトル:疲れた日は頑張って生きた日 うつ姫のつぶやき日記
作者 :はあちゅう
オススメ度
日常のこと ★★★★☆
恋愛のこと ★☆☆☆☆
幸せのこと ★★★☆☆
総合オススメ度 ★★★☆☆
要約
ブロガーはあちゅう さんの Twitter やブログから抜粋した作品。
いいな、と思った言葉を拾っていく。
美味しいものを食べて無駄なモノを買うの、
最高に楽しい
無駄なものを買えるのは、気力が充実しているとき。
私も無駄な買い物できる自分にほっとすることがある。
肉でも食べて
楽しいきもちになろうっと。
肉汁したたるステーキ、舌でとろけるしゃぶしゃぶ、幾万の言葉より元気になる。心は身体と繋がっている。
誤字の多さって心の乱れだ。
私の知る限り一番不誠実な男性からの
メールの誤字の多さ半端ないし。
小さなことを軽視する人は、何も大切にできない人だ。
今頑張って走れば後が楽になるはず…が、
ゴールまでずっと続くのがマラソンだし人生。
あれが終われば、あの角を曲がれば楽になる。いや、やっぱりもうっちょっと頑張ろう。。というのが人生。
幸せでい続けるには、
満足して生活することの大切さと、
その満足の先に求める貪欲さを
同時に知っている必要がある。
「吾唯足るを知る」満足を知ることで幸せを感じられる。でも幸せで「い続ける」ためには、貪欲さも必要なのだと思う。
疲れたってことは、
頑張って生きたってこと。
いつも疲れている自分はいつも頑張っているのだ。
不満足さは、進化の余白。
これも「満足すること」と「貪欲であること」のバランスが大事だということ。
「人のため」は
「人のせい」と表裏一体。
人のために頑張るのはいいけれど、基準を人に預けてしまうのは良くない。最後は自分の人生だ。
決断が人を強くする。
決断は選ばなかった選択肢と決別すること。痛みを伴う覚悟を持たなければ心はぬるま湯につかったまま、いつか腐ってしまう。
努力という言葉に
ポジティブなニュアンスを感じる人と
ネガティブなニュアンスを感じる人と、
2種類の人がいるよね。
常に両方のニュアンスを含んでいると思う。これもバランスだ。
感想・考察
恋愛関係の話が大部分でちょっと胸焼けするが、含蓄のある言葉も多い。
「うつ姫」と自称しつつ 割と前のめりで、ポジティブな面が見えてくる。自分とは違う感性を持っている人だが、そういう人の本を読むことで偏りを防ぐことができるのだろう。
Kindle Unlimitedの読み放題は、こういう出会いがあるから面白い。