毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

『京都烏丸御池のお祓い本舗』 望月麻衣

f:id:kenbuchi:20200305165242j:plain

 

気楽に読める「オカルト系ミステリ」

 

タイトル : 京都烏丸御池のお祓い本舗

作者   : 望月麻衣

オススメ度

 オカルト要素   ★★☆☆☆

 ミステリ要素   ★★☆☆☆

 キャラ魅力    ★★★★☆

 総合オススメ度  ★★★☆☆

 

あらすじ

会社をリストラされ恋人とも別れた木崎朋美はバーでやさぐれていた、そこにいたジョーニー・デップ似の弁護士 城之内隆一が声を掛け、朋美に自分の事務所で働かないかと誘う。

城之内は弁護士としての仕事では失敗しており、今は主に探偵として活動していた。城之内の事務所でバイトしている、これまた美形の高校生 高橋海斗と一緒に、迷子の猫探しなどの仕事をこなしていた。

 

CASE1 『奇妙な事務所』

ある日朋美は、著名な作家の黒田の受賞パーティーに同行するように求められる。城之内と海斗と共にパーティーに赴いた朋美は、呪われた黒田の妻をみて、城之内事務所の裏の仕事「お祓い本舗」としての仕事を知る。朋美の類稀なる「霊的防御力」が炸裂する。

CASE2『火が去る寺』

朋美は城之内に頼まれ、京都寺町三条にある骨董品店に向かい、ホームズと呼ばれる鑑定士の家頭清貴から壺を預かる。朋美は夢に落ち「壺に秘められた呪い」を知る。

CASE3 『契約花嫁」

著名な書道家の娘 高坂亜希が婚約をしてから、夜ごと金縛りやポルターガイストのような現象が起きていた。お祓いの依頼を受けた朋美たちは、亜希の家に赴く。

そこで襲ってきた妖怪から「亜希の母親は、亜希が短命の運命にあったことから逃れるため『主様』と結婚することを契約した」という。契約違反となる人間との結婚は認めるわけにいかないと主張する。

主様の手下にさらわれた亜希を取り戻すため、朋美たちは亜希の婚約者と共に、主様のもとに向かう。

感想・考察

とてもライトな雰囲気のオカルト系ミステリだ。怨霊や妖怪が登場するがホラー的な怖さは全くない。オカルトなので、論理を突き詰めるようなミステリにもなっていない。キャラクタ同士の掛け合いを楽しむ軽めのお話でした。

「京都寺町三条のホームズ」シリーズと世界が繋がっているようなので、そちらもちょっと読んでみよう。

 

 

当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムであ「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。