毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

夢をかなえるゾウ」「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

に続くシリーズ3作目です。

神さまが増えて賑やかになってきました。

 

今度は恋愛要素強めですが、オチの付け方はさすが。

コナンで「黒幕は1036話に出てきた遠島(41歳)だった!!」

というくらいの唐突感です。

 

【タイトル】

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

 

【作者】

水野敬也

 

【あらすじ・概要】

人生を一発逆転させたいと願うOLの私は

評判の占い師の言葉を信じ、

ご利益があるという「黒いガネーシャ像」を買わされる。

 

友人の結婚式で会った素敵な男性から

プロポーズされる妄想をしていた私の目の前に、

ガネーシャが現れた。

私はガネーシャと「出された課題を全て達成できなければ

将来の夢は根こそぎ奪われる」という契約を交わす。

 

以下、本巻でのガネーシャの教え。

 

必要のないものは捨てる

ゲームやテレビ番組は本当に欲しいものなのか?

自分が持てるモノは限られている。

 

苦手な分野のプラス面を見つけ克服する

苦手なものの中にもプラス面を見いだせれば、

自分の中に眠っている可能性が引き出されるかもしれない。

 

目標を誰かに宣言する

できるできないを判断する前に、やりたいことを口に出してしまう。

後に引けないようになって頑張ることになる。

 

うまくいっている人のやり方を調べる

いきなり自己流でやろうとするとうまくいかない。

誰もが同じようなものを欲し、同じようなことでつまずいている。

うまくいったやり方を調べるところから始めるべき。

 

うまくいっている人のやり方を徹底的に真似る

うまくいいっている人のやり方を調べても、実行は難しい。

自分のやり方を変えることに抵抗を覚えるからだ。

一度は自分のやり方を捨て徹底的に真似る必要がある。

 

空いた時間のすべてを使う

やると決めたら中途半端ではいけない。

空いている時間全て投入するくらいの「極端さ」が必要。

 

合わない人をほめる

相性が合わない苦手な人をほめる。

 

気まずいお願いごとを口に出す

夢をかなえようとすれば誰かと衝突することもある。

自分の望みをうまく相手に伝えることが大事。

 

今まで避けてきたことをやってみる

「避けてきた」と意識しているものは

頭の中で「やった方がいい」と思っているもの。

そういうものに挑戦すると教養の幅が広がる。

 

「顧客」として感動できることを仕事の中に探す

自分が何に感動したか。

それを伝えたいと思うとき自然な形で仕事ができる。

 

一度利益を忘れ、顧客を喜ばせることを考える

儲けを先にすると「お客を喜ばせる」ことから離れてしまう。

まずは「顧客を喜ばせることだけ」を考える。

 

自分の考えを疑ってみる

自分の考えに固執して、他の可能性から目を背けない。

 

勇気が必要なことを一つ実行する

小さな勇気があればいろいろな経験ができる。

何が正しいかを理屈ではなく「身をもって」

知ることができる。

 

優れた人から直接教えてもらう

困ったら人に相談する。

 

一緒に働く人に感謝を伝える

人に楽しく働いてもらうには、感謝の気持ちを持ち

感謝を言葉にしていくことが大事。

 

自分で自由にできる仕事を作る

自分で工夫していくのは楽しい作業。

仕事をそうゆう形まで持っていくようにする。

 

余裕のない時にユーモアを言う

心に余裕がないときほど、ちょっとしたユーモアで心を軽くする。

 

苦しみを乗り越え得られるものを紙に書き出す

苦しみを楽しみに変えるには、

乗り超えたときに得られるものを考えつくす。

 

欲しいものが手に入る「ストーリー」を考える

努力をするとき「我慢」から入るのではなく

もっと楽しいことをストーリーにして想像することから入る。

 

手に入れたいものを「目に見える形」にしておく

苦しみを乗り越えて得られるものを、

書き出し目の前に置いておく。

それを手に入れた自分を想像する。

 

自分流にアレンジする

優れた人のやり方を真似ることから入るべきだが

その先に自分で思いついたアイデアを

試してみたくなるステージが来る。

その時に「自分だけの価値」が生み出せる。

 

 

【感想・考察】

「ブラックガネーシャ」というだけあって

今までよりハードで「痛みを伴う」ような課題が多いが

ベースの考え方は「夢をかなえるゾウ1、2」と同じだ。

 

自分の持ち物や自分のやり方を捨ててみたり、

人との衝突を乗り越えてみたり、

どうしても避けてしまうことに目を向けさせる。

そしてその動機付けとして、

「相手の喜び」や「自分の将来の楽しみ」を意識させている。

 

「自分の理想に近づこうとする思い」あるいは、

「今、ここ、を精いっぱい生きるという思い」がなければ

面倒を避ける安易な生き方に流れてしまう。

 

安易な生き方が悪いわけじゃないけれど

「行けるところまで行ってみる」という生き方もあるよ、

ということ。

 

 

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