毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

それでも僕は夢を見る

「夢をかなえるゾウ」など、

自己啓発系コメディーを書く水野さんと、

「振り子」など、人生を俯瞰するような物語を

パラパラ漫画で描く鉄拳さんのコラボ作品です。

それほどボリュームはなく、サクッと読めます。

 

【タイトル】

それでも僕は夢を見る

 

 

【作者】

水野敬也・鉄拳

 

【あらすじ・概要】

男は「ユメ」といつも一緒にだった。

 

希望をもって努力する男だったが、

志望した学校には行けず、

やりたい仕事にもつけず、

想いを寄せた女性にも振り向いてもらえない。

 

「ユメ」はいつでも男の隣にいて

人生の希望を語り続けるが、

全てが上手くいかない彼には

「ユメ」の存在を鬱陶しく感じる。

 

やがて男は「ユメ」を捨て、

一人で淡々と暮らし歳を取っていく。

 

身よりもなく一人病床に伏せる男に

輝いて見えるのは

苦しかったはずの「ユメ」と悪戦苦闘した日々だった。

 

男と共に年老いた「ユメ」は

実はずっと彼のそばにいた。

 

「何かを残したい」と強く思った男は

最後に宛先のない手紙を残す。

 

【感想・考察】

かなわない「夢」は重荷になるかもしれないけれど

人生を輝かせるものなのだろう。

 

明日は今日よりも良くなるという「希望」は

なくさないようにしよう。 

 

 

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