毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

ミステリ作家である 相沢沙呼 ですが

本作はファンタジー小説です。

剣と魔法が飛び交う超正統派ファンタジーで

RPGゲームの様な世界観を純粋に楽しめました。

 

【タイトル】

緑陽のクエスタ・リリカ 魂の彫塑

 

【作者】

相沢沙呼

 

【あらすじ・概要】

ジゼル・アンダーブルックリンは

高名な魔導士の孫であったが、

自信が持つ特殊能力のため

魔法学院での成績が振るわず、

退学することを決める。

 

無計画に学院を辞めることを

妹のメルティナに責められるが

ジゼルは学院を去り「冒険者」になることを目指す。

 

「金獅子亭」と呼ばれる冒険者が集う宿に向かうが

魔法も剣も全く通用せず、加入を認められない。

そのとき金獅子亭で「姉を捜して欲しい」と依頼してきた

少女に出会う。

 

金獅子亭の冒険者たちは、金のない少女の依頼は

受けるわけにはいかないと拒む。

ジゼルは少女からわずかな報酬を受け

彼女の姉を探す依頼を受ける。

 

 

【感想・考察】

相沢沙呼さんの小説は登場人物が魅力的だ。

基本的に誰もが優しく暖かい。

本作でも主人公周辺の人物がみな魅力的で

テンポの良い会話も気持ちがいい。

 

ストーリーは

「力のない主人公が、

挫けない心と、大切な者を守る強い思いで

仲間たちを引き寄せ、

強大な敵に打ち勝っていく」という

 本当に王道のファンタジーで純粋に楽しく読めた。

 

 

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