毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

10キロやせて永久キープするダイエット

昔から小太りで、何度もダイエットに失敗してきた著者が

認知心理学者のアドバイスを得ながら、

「習慣化するダイエット」に挑戦する本です。

 

 

【タイトル】

10キロやせて永久キープするダイエット

 

【作者】

山崎潤子

 

【あらすじ・概要】

大まかな流れは以下の3つ。

①自己分析し、

②自分に合った方法を見つけ、

③それを習慣とする

 

ライターである著者と認知心理学者との

対話を通して解説していく。

 

1.現状分析

自分に合った方法を見つけるため、

まずは「自分なりの現状分析」から始める。

 

2.「なりたいイメージ」と「アクションプラン」

目標を立てるが目安程度とし、柔軟に扱う。

目標に届かなくても、ネガティブイメージを持たないように。

数値目標より「なりたい自分のイメージ」を持つことが大事。

 

「習慣化し一生続けられる」ことがポイントなので

ゆっくりと時間をかけた無理のないアクションプランを作ることが必要。

 

3.ダイエットの実行

現状分析し、目標を立て、アクションプランを作ったら

ダイエットの開始となる。

変化はそれが習慣化するまでは辛いが、

最初は苦しみは乗り越える必要がある。

 

途中の経過を書き「認識を外化」して

現実を客観的に把握することが大事。

そこからPDCAサイクルを回す。

 

アクションプランの中で実行できたことと、

実行できなかったことを分析し、

実行できなかった部分で、新たなプランを考える。

 

4.振り返り、認知する

自分の思考や行動を「メタ認知」することで

自分をコントロールできるようになる。

頭の中に、コビトさんを住まわせて

コントロールしてもらうような意識。

 

「メタ認知」のレベルを上げるためには

振り返りの習慣を付け、知性を向上させることが必要。

日記などの記録で振り返り、知識を生きた知性にしていく。

 

分かっていても行動に結びつかない時は

仲間の力を借りることも有効。

 

また、人生の目標の中でダイエットだけを孤立させず

全ての目標がリンクするような状況を作り出す。

「健康で長生きしたい」や「仕事で成功したい」

というような目標は、ダイエットと矛盾しない。

 

5.停滞期を乗り越える

身体には恒常性があり、一時的には停滞する。

結果が出なくても取り組み続けることが大事。

また時間がたつと、生活習慣に対する自己認識がずれる。

改めて現状を「見える化」し、認識を正す必要がある。

 

6.永久キープのための考え方

無理なく定期的にできるよう「習慣化」することが大事。

新たな習慣を取り入れるよりは、悪い習慣から脱する方が楽。

 

身体には恒常性があるので、

痩せた状態をキープする期間が長いほどリバウンドしにくい。

 

痩せている/太っている状態のメリット・デメリットを比較し

信念レベルにまで持っていけばキープできる。

 

 

【感想・考察】

ダイエットに限らず、

「変わろう!」とするには習慣化の力が不可欠だ。

 

なりたい「目標をイメージ」し

何かを捨てることで「器を空け」、

目標を具体的な「アクションプラン」に細分化し、

当初は苦しくても「習慣化」まで持っていくことが必要なのだろう。

 

ダイエットで身体を整えるのは

「自分を変えること」の練習になる。

 

とはいえ「痩せたい」より「食べたい」が

圧倒的に強いのはいかんともしがたい。。。

 

 

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