毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

王木レディオ

Kindleでの自己出版をしている王木亡一郎氏によるエッセイです。

なんとなくロックな感じが漂う文章でした。

 

【作者】

王木亡一郎

 

【あらすじ・概要】

エッセイなので「あらすじ」は書きにくい。

特に記憶に残った部分を抜き出す。

 

・完璧な文章

「完璧な絶望が存在しないくらい、完璧な文章など存在しない」が、

その時の自分にとって「完璧な文章」は存在する。

自分が求め続けているものに出会うと、

その人にとっての「完璧な文章」になり得る。

 

・早く大人になりたかった

けれど、子供が子供でいられることは大事。

子供が子供でいられるために、

周りの大人がきちんと大人を

引き受けてくれたことに感謝している。

 

・節目

20歳になった瞬間「地獄の黙示録」を観た。

この先も、20代最初の瞬間を思い出せるが、理解されない。

 

・流行語

「プチョヘンザ」って何だ?

 

・小説を書くきっかけ

森博嗣さんの「工学部・水柿助教授の日常」を読んで、

「小説は頭の良い人でないと書けない」という思い込みを解いた。

 

 

【感想・考察】

テンションが高いわけでもなく、ダラっとした文章だが

何故か好奇心と購買欲を刺激された。

 

「ポメラを使って小説を書き始めた」という話で、

ついポメラを調べてしまったり、

「スカイ・クロラ」の「完璧な文章」が気になり

電子書籍をダウンロードしてしまったり。

 

普通の広告を見ても動かないのに、こういう紹介方法だと響く。

 もしかすると、この方には

宣伝コピーライティングの才能があるのだろうか。

 

ちなみに「プチョヘンザ」は「Put Your Hands Up」。

カタカナで書かれると全然分からない。。

 

 

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