同窓会屋
不器用に生きる人間達が愛おしくなるような作品でした。短いのでサクッと読めます。
【作者】
Sechi
【あらすじ・概要】
田之上真喜子は25年ぶりに中学の同窓会に参加する。
真喜子は中学時代に付き合った須藤タケシとの再会を期待していたが、煌びやかな同窓生達と比べ、自分自身は落ちぶれた感がありいたたまれない気分を味わう。
そんな中、真喜子は会場に現れた鯖山市ご当地ヒーローの「サバイマン」に攫われる。マスクを取ったサバイマンは「須藤タケシ」だと言い、かつての中学校舎に向かう。
タケシは真喜子の娘が「サバイマン」に送った手紙を見せ、真喜子の元に現れた理由を告げる。
【感想・考察】
真喜子もその夫も、「タケシ」も、みな不器用ながら必死に生きている。格好悪いけれど格好いい。
【オススメ度】
★★☆☆☆