Kennie の読書録

毎日本を読んで、面白い本を紹介したいと思います。

お家賃ですけど

【作者】

 能町みね子

 

【あらすじ・概要】

著者が神楽坂のアパート「加寿子荘」に暮らして日常を綴ったエッセイ。

昭和の匂い、枯れた雰囲気を愛する著者は、築40年超のアパートや昔からあるような商店を愛し、街並みを乱すような高層建築を嫌悪する。

ゆっくり生きていると言うが、会社で働きながらイラストレータの副業をしたり、性転換手術を受けて女性になったり、28歳にして心臓の手術を受けたり、中々エキサイティングな日々を送っている。

エッセイの題材は日常的で、風呂のガスが着火しないとか、猫が戯れている様子だとか、気に入った喫茶店が見つかったなどなど。どの話にも時を経てきたものに対する敬意や愛情が感じられる。

 

【感想・考察】

この著者の作品は初めて読むが、中々面白い。

時間をかけて育まれてきた何気ないものたちを愛する姿勢は、タモリの坂道愛好精神などにも通じるのだろうか。著者の目線を通してみる東京は、私が普段見ている景色とはずいぶん違うもののようだ。自分とは違う感性を持つ人の描写する風景をみるのはとても面白い。

 

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