あの日見た花の名前を僕あの日見た花の名前を僕達は知らない。は知らない。
【作者】
岡田麿里
【あらすじ・概要】
アニメ原作のタイトルのノベライズ版。
小学生の頃、「超平和バスターズ」として過ごした日々だったが、メンバーだった一人の少女「めんま」の事故死により分散してしまう。5年後、高校生となったリーダー格の「じんたん」の元に めんま が成長した姿で現れる。
めんま は昔と変わらない天真爛漫さでかつての仲間との再会を喜び、「思い残した願いを叶えたい、でも願いがなんだったか覚えてない」と言う。。
5人の仲間たちは めんま の死にそれぞれが深い傷を負っていた。めんま の願いを叶え、それぞれが心の傷を乗り越え、自分を取り戻して行く晩夏の物語。
【感想・考察】
原作のアニメは見ていないが、タイトルを良く聞くので小説版を読んでみた。子供時代の思い出の切なさ、大切な人がいなくなる話は定番だが涙を誘う。大切な人と過ごせる時間が限られていることで、一瞬一秒を大事に思うが、本当は誰でも一緒にいられる時間は有限で、全てが二度と戻らないということを、忘れずにいたい。