伝説のプレゼンターへの道!
【作者】
三谷 宏治
【あらすじ・概要】
BCG、アクセンチュアといったコンサルティングを経て、現在は金沢工業大学虎ノ門大学院の教授として、子供・親向けのセミナーを手がける著者による、プレゼンテーション技術についての本。
BCG時代、プレゼンが苦手だった著者が学んで行った方法から説明。
・読んで分かるだけではなく、聴いて分かるよう話してみる。
・最初は脚本を作り丸暗記するつもりで。徐々にポイントだけをメモるようになる。
・アウトライン機能を使い、まずはプレゼンテーションの構造を考える。
・フォントサイズ縛り(ミニマム18ポイント)で1行30時前後におさめる。
・編集性の高いデータとする。他の誰かに編集されることを想定する。
・アニメーションの使い方は各スライドで統一する。図はフェード、文字はダウンなど。「ここぞ!」という箇所でタメを作るために違うアニメーションを使うのはいい。
・「場」の支配が大事。掴みの技術を身につける。バラバラの期待をコントロールする必要もある。
・声の影響は大きい。倍音を響かせるような話し方で「通る声」を心掛ける。
【感想・考察】
Power Point の使い方から通る声を出す方法まで、極めて具体的な説明が盛りだくさんで、実践的に役立つ本。短い本だが内容が詰まっていた。