三省堂 聞く教科書シリーズ 高等学校 世界史
三省堂編
今、世の中で起こっていることを理解しようとするとき、歴史上の基本的な知識が抜けていると感じることが多い。
例えば中東で多発する紛争やヨーロッパで発生している紛争の話を聞いても、その前提となる歴史の流れを知らないと、誤った捉え方をしてしまうかもしれない。世界の人々と交わっていこうと考えるときに、基礎的知識は前提条件として必須だと感じた。
教科書というのは網羅的で、概説的な流れを掴むのには適当だ。
学生時代には事実の羅列だけで無味乾燥だと感じていたが、”今”の問題意識から遡って捉えると面白さを感じられる。
また、オーディオブックという形式は、隙間時間を有効に使える。
Amazon Audible の聞き放題サービスもあるし、わたしは Apple の iBooksを使って聞いている。歩いている最中など、スマホを取り出して本を読むのも憚れるような状況で、情報収集ができるのはよい。