速読日本一が教える1日10分速読トレーニング
角田 和将
まず前提として、速読自体は目的ではなく
目的を達成するための手段であるべきという点が大事。
早く読むことで時間を捻出できたり、たくさん読むことで人生を豊かにしたりすることが目的であり、1分間に何文字読めるかは大事では無い。
また、速読自体は継続的なトレーニングをすれば、ある程度までは必ず向上する。
肝要なのはは毎日継続的にトレーニングをすることと、完璧主義に陥らず
必要なレベルでできることに手をつけるということ。
速読のポイントとして
① 目線を早く動かす。
目の筋肉をリラックスさせ早く動かす練習が必要。
やり方をつかめば、道具もなくどこでも実践できる。
② 文字を見る幅を広げる
文字の塊をブロックとして認識する。
完全に理解できなくても、要点を理解していく。
③ 瞬間的に認識できる力を上げる
文字を見る速度が早くなっても、認識が追いつかないと内容が理解できない。
脳には可塑性があり、早い処理を習慣にしていれば慣れてくる。
文字をブロックで捉えることは時々意識はしているが、意図的な練習で効率を上げることができるかもしれない。電子書籍は速読に向かないかもしれないが、それでも少しは速度を上げることができるだろう。