2016-10-17 祈りの幕が下りる時 ミステリ 東野 圭吾 加賀恭一郎シリーズの集大成的な話。 父親との確執で、遠隔操作で将棋を打っていた話とか なぜ日本橋にこだわっているのかとか、 今まで語られなかった部分が見えてきた。 ミステリとしては、身許偽装の方法が容疑者Xの献身を思い起こさせたり 斬新とは言えなかったけれど、人を描くのはとてもうまく、また引き込まれた。 良作だと思う。