Kennie の読書録

毎日1冊本を読み、記録を残したいと思います。

歴史

自由論

【作者】 ジョン・スチュワート・ミル 【あらすじ・概要】 19世紀初めのロンドンに生まれた功利主義哲学者による著作。功利主義的観点から自由論を語る。 ポイントとなるのは以下の二つ。 ・「個人は、自分の行動が自分以外の誰の利害にも関係しないかぎり、…

香港 返還20年の相克

【作者】 遊川 和郎 【あらすじ・概要】 香港返還20年を迎え、その変遷を主に政治・経済の観点から解説していく。 第二次世界大戦後、列強の植民地が次々独立する中で、香港の租借契約はアヘン戦争後に李鴻章と英国間で合意した期限通り99年は有効だとされた…

成毛眞の超訳・君主論

【作者】 成毛 眞 【あらすじ・概要】 日本マイクロソフトの元社長である成毛氏が、マキアヴェッリの「君主論」について独自の解釈をしたもの。古典の翻訳作品は読みにくいので原典に当たる必要はなく、程よく咀嚼・解釈されたものからエッセンスを学べばば…

三省堂 聞く教科書シリーズ 高等学校日本史

【作者】 三省堂 【あらすじ・概要】 実際には Apple のAudio Book で購入した。日本の歴史を概説した音声版教科書で通常速度の再生で12時間超となる。 旧石器時代から、2000年代初頭の出来事までを網羅している。教科書と謳うだけあり概説的に重要な…

黄砂の籠城 (上・下)

【作者】 松岡 圭祐 【あらすじ・概要】 清朝末期の義和団事件を題材とし、史実を織り交ぜた時代小説。 アヘン戦争や日清戦争を経て列強に分割侵攻されつつあった清朝末期の中国北京で、列強8カ国の公使館が集まっていた「東交民巷地区」を、「扶清滅洋」ス…

「司馬遼太郎」で学ぶ日本史

【作者】 磯田 道史 【あらすじ・概要】 歴史社会学者である作者が、著作を通して見える司馬遼太郎の歴史観を語る。 司馬遼太郎の作品は「文学」であり歴史研究の対象とはされてこなかったが、小説を通して強い浸透力を持ち、次の時代の歴史に影響を及ぼした…

詳説 日本史 B 

【作者】 山川出版社 笹山 晴生、佐藤 信、五味 文彦 他 【あらすじ・概要】 2012年の文科省検定版。縄文時代から冷戦終結くらいまでが範囲で、東日本大震災にもわずかに言及されている。 【感想・考察】 びっしりと情報が詰まっている。近代史に興味が出て…