毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

文学

『どうしても生きている』 朝井リョウ

日常で感じる息苦しさ、違和感を徹底的にリアルに描いている。 分かりやすい因果関係に逃げたり、誰かのせいにして諦めたり、思考停止して無意味にはしゃいでみたり、痛みを無視して「大丈夫」と言ってみたり。生々し過ぎて心が痛い。メンタルが弱っていると…

『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』 斜線堂有紀

身体が金になってしまう奇病を患う女性と、純粋な愛情を証明するため「完全解」を探す少年の物語です。 その時、二人が死んでいれば「完璧」だったかもしれない。でも完全じゃない世界で生きることもまた素晴らしい。 こちらのリンク先にあらすじと感想を載…

『小説の神様』  相沢沙呼、降田天、櫻いいよ、芹沢政信、手名町紗帆 、野村美月、斜線堂有紀,、紅玉いづき

8人の作者さんによる「小説の神様」をテーマにしたアンソロジーです。 作家目線だったり、書店員だったり、読者だったり、編集者だったり、それぞれの作者が様々な視点から「小説の神様」を解釈して作品に仕上げています。「本を読むことは自由。どんな解釈…

『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』 山田詠美

長兄を亡くし壊れ始めた家族を取り戻そうと戦う3人の子供たちの物語です。 色々面倒な世の中で、せめて家族とは自然体で気をつかわず接したいと思うけど、綻んでしまったときに目を背けるわけにはいかない、ということですね。 こちらのブログにあらすじと感…

『有頂天家族』 森見登美彦

森見登美彦さんらしい京都ファンタジーの世界で、ユルく生きる狸たちがカッコいい。ただ楽しく生きようとする狸一家が、狸鍋愛好家やライバル狸たちに巻き込まれ、家族の絆で乗り越えていくお話です。 こちらのブログにあらすじと感想をあげました。 読んで…

『青くて痛くて脆い』住野よる

人との距離を保つことをポリシーとする田端楓は、青臭く理想を追い求める秋好寿乃と出会い、理想を追求するためのサークル「モアイ」を立ち上げる。数年後、楓は理想を失い変質してしまったモアイへの復讐を始める。 「君の膵臓を食べたい」のような泣かせる…

『君の話』 三秋縋

「完璧な幼馴染」の記憶は作られたものなのか。記憶を操られても、寄生虫に心を乗っ取られても「僕は僕の幸せを信じてあげるべき」なのですね。 うーん、面白かった。 こちらのブログであらすじ紹介と感想を書きました。 こちらのリンクからみにいってもらえ…

『勝手にふるえてろ』 綿矢りさ

妄想が暴走する「こじらせ女子」が面白い。 「好きになった人(1)か、好きになってくれた人(2)か」で揺れ動くピュアなヨシカが「自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、裏切りではなく挑戦」という決意に辿り着くまで。 こちらのブログであらすじ紹介と感想…

『1リットルの涙』 木藤亜也

脊髄小脳変性症にかかった少女が綴った日記です。 徐々にできることが制限されていく様子が生々しく伝わってきて、読んでいて息苦しくなってきましたが、「生きていること」の奇跡を感じさせれる本でした。 こちらのブログに書評を書いたので、リンク先を読…

『武士道ジェネレーション』 誉田哲也

「武士道シックスティーン」から続くシリーズ集大成。高校生だった香織と早苗が、大学を卒業し次の世代へと橋渡しをしていきます。 今作は「武士道とはいかにあるべきか」が掘り下げられ、メッセージ性の高い内容になっていました。 あらすじと書評をこちら…

『武士道エイティーン』 誉田哲也

「武士道シックスティーン」から続くシリーズ第3弾です。二人の女子高生剣士が3年の時を経て最後の対決をするシーンは感動的。 こちらのブログにあらすじと書評を書いたので、 読んでもらえると嬉しいです! booklet.world

『武士道セブンティーン』 誉田哲也

2人の女子高生剣士の話。 映画化もされた「武士道シックスティーン」の続編です。 離れ離れになった二人が、いつか同じ道で出会う。 感動的なお話でした。 こちらのブログであらすじをまとめたので リンク先を読んでもらえると嬉しいです! booklet.world

『くちびるに歌を』 中田永一

タイトル:くちびるに歌を 作者 :中田永一 成長の物語 ★★★★★ 友情の物語 ★★★★★ 旅立ちの物語 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★★ あらすじ アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓十五の君へ〜」モチーフにした物語。離島で暮らす合唱部の少年少女たちが、それぞれの人生…

『失はれる物語』 乙一

ありがとう。 わたしたちはお互いに、 何かを与えあったり、 分けあったりしたわけではない。 ただ、そっとそばにいただけ。 それでじゅうぶんだった。 タイトル:失はれる物語 作者 :乙一 オススメ度 切ない物語 ★★★★★ 不思議な物語 ★★★★☆ 優しい物語 ★★★★…

『やり残した、さよならの宿題』 小川 晴央

下手くそでいいじゃない。 無様だっていいじゃない。 でもそれが。最高にかっこいいよ! タイトル:やり残した、さよならの宿題 作者 :小川 晴央 タイムリープSF ★★★★☆ 少年少女の物語 ★★★★☆ ラストどんでん返し ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ 小学…

『武士道シックスティーン』 誉田哲也

世のためを思い、他人を敬い、精進を怠らない。 その三つを忘れなければ、人はどこでも、いつの時代でも生きていける。 その一つでも欠いたら、生きる資格はない。 タイトル:武士道シックスティーン 作者 :誉田哲也 オススメ度 女剣士の成長 ★★★☆☆ 友情の…

『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』夏川草介

「医療は今、一つの限界点に来ている。『生』ではなく『死』と向き合うという限界点だ」 終末医療について考えさせられる話です。 タイトル : 勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~ 作者 : 夏川草介 オススメ度 終末医療を考える ★★★★★ 安曇野の美しさ ★★★★★…

『最後の医者は雨上がりの空に君を願う 上・下』 二宮敦人

「あなたの中に希望がないなら、 あなたのそばにいる誰かの中に、 希望はこっそり隠れている」 がっつり泣かせにくるお話です。。 タイトル : 最後の医者は雨上がりの空に君を願う 作者 : 二宮敦人 オススメ度 医療小説 ★★★★☆ 親子の物語 ★★★★★ 友情の物語…

『だいじな本のみつけ方』 大崎梢

日常系ミステリ × 本好きの気持ち 大崎梢さんの真骨頂。 本がもたらした新しい出会い。 タイトル : だいじな本のみつけ方 作者 : 大崎梢 オススメ度 本が好き! ★★★★★ 日常系ミステリ ★★★☆☆ 青春の物語 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ 中学二年生の…

『僕は小説が書けない』 中村航、中田永一

タイトル : 僕は小説が書けない 作者 : 中村航、中田永一 オススメ度 青春小説 ★★★☆☆ 恋愛小説 ★★★☆☆ 小説の書き方 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 青春小説 + 小説の書き方。 あらすじ 高校一年生の高橋光太郎は、文芸部二年生の佐野七瀬に入部を迫られる。…

『小説 天気の子』 新海誠

タイトル : 小説 天気の子 作者 : 新海誠 オススメ度 恋愛ストーリー ★★★★☆ 大人になるってこと ★★★★★ 緻密な伏線 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ 君の大丈夫になりたい 君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての大丈夫になりたい あらすじ 16歳の高校生 森…

『彼女と彼女の猫』 新海 誠、永川 成基

タイトル : 彼女と彼女の猫 作者 : 新海 誠、永川 成基 オススメ度 ねこの気持ち ★★★★☆ 人間の気持ち ★★★☆☆ 世代を超えた絆 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ ネコから見た人の世界と、人から見たネコたちを描く、4つの連作短編集。 映画「天気の子」…

『法律事務所×家事手伝い3 不動正義と水沢花梨とハルの子どもたち』 川口世文

タイトル : 法律事務所×家事手伝い3 不動正義と水沢花梨とハルの子どもたち 作者 : 川口世文 オススメ度 ほのぼの度 ★★★☆☆ 正義の味方度 ★★★☆☆ 雑司が谷度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 法律事務所×家事手伝いシリーズ第3弾! あらすじ・概要 父親の弁護士…

『法律事務所×家事手伝い2 不動正義と水沢花梨とニュースの女』 川口 世文

タイトル : 法律事務所×家事手伝い1 不動正義と水沢花梨とニュースの女 作者 : 川口世文 オススメ度 ミステリ度 ★★☆☆☆ ヒーロー度 ★★★★☆ スィーツ度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 法律事務所×家事手伝いシリーズ第2弾。魅惑のどらクレープ! あらすじ・概…

『か「」く「」し「」ご「」と「』 住野よる

タイトル : か「」く「」し「」ご「」と「 作者 : 住野よる オススメ度 能力バトル? ★★★☆☆ 青春の友情と恋愛? ★★★★☆ 手紙で泣かす? ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あんまり役に立たない特殊能力 × 青春ラブストーリー。 要約 5人の高校生たちの友情と恋愛…

『余命10年』 小坂流加

タイトル : 余命10年 作者 : 小坂流加 オススメ度 20代女子度 ★★★★☆ 恋愛度 ★★★☆☆ 泣ける度 ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 誰にもあと10年生きられる保証はない。今日を大事に生きようと思えました。 あらすじ・概要 20歳の茉莉は数万人に一人の難病にかかり…

『おらおらでひとりいぐも』 若竹千佐子

グルーヴィーな東北弁で語る、パンクでファンキーなお婆ちゃんのモノローグ。 老いることの悲哀から逃れ、孤独ゆえの自由と解放を高らかに謳う。 タイトル : おらおらでひとりいぐも 作者 : 若竹千佐子 オススメ度 老いの悲哀度 ★★☆☆☆ 東北弁のグルーブ感 …

『父、母、子』 マルクス・ザイベルト

ダメ男の独白です。 決断できない男のダラダラした自分語りが読んでいて辛くなりますが、最後にちょっとだけ救いを感じさせてくれました。 タイトル 父、母、子 作者 マルクス・ザイベルト あらすじ・概要 「彼」は妻から離縁を突き付けられ、子供とは週末だ…

『雨の降る日は学校に行かない』 相沢沙呼

相沢さんは「ロートケプシェン、こっちにおいで」とか「マツリカシリーズ」のように、日常系ミステリを背景に、学校での生き辛さや、女子制服の素晴らしさを描く作品に傑作が多いです。 本作はミステリ要素はなく、制服要素も薄めで、中学校でのいじめやスク…

『ねこつくりの宮』 高山環

とりあえず「ねこ鍋」画像を検索しました。可愛くて癒されます! 哀しみに囚われたとき、隣にいてくれる暖かい存在には本当に救われます。温もりは必要不可欠なものなのでしょう。 それでも人は、何か足りない満たされない思いを抱えて生きていきます。 自分…

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