毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

文学

『法律事務所×家事手伝い2 不動正義と水沢花梨とニュースの女』 川口 世文

タイトル : 法律事務所×家事手伝い1 不動正義と水沢花梨とニュースの女 作者 : 川口世文 オススメ度 ミステリ度 ★★☆☆☆ ヒーロー度 ★★★★☆ スィーツ度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 法律事務所×家事手伝いシリーズ第2弾。魅惑のどらクレープ! あらすじ・概…

『か「」く「」し「」ご「」と「』 住野よる

タイトル : か「」く「」し「」ご「」と「 作者 : 住野よる オススメ度 能力バトル? ★★★☆☆ 青春の友情と恋愛? ★★★★☆ 手紙で泣かす? ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あんまり役に立たない特殊能力 × 青春ラブストーリー。 要約 5人の高校生たちの友情と恋愛…

『余命10年』 小坂流加

タイトル : 余命10年 作者 : 小坂流加 オススメ度 20代女子度 ★★★★☆ 恋愛度 ★★★☆☆ 泣ける度 ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 誰にもあと10年生きられる保証はない。今日を大事に生きようと思えました。 あらすじ・概要 20歳の茉莉は数万人に一人の難病にかかり…

『おらおらでひとりいぐも』 若竹千佐子

グルーヴィーな東北弁で語る、パンクでファンキーなお婆ちゃんのモノローグ。 老いることの悲哀から逃れ、孤独ゆえの自由と解放を高らかに謳う。 タイトル : おらおらでひとりいぐも 作者 : 若竹千佐子 オススメ度 老いの悲哀度 ★★☆☆☆ 東北弁のグルーブ感 …

『父、母、子』 マルクス・ザイベルト

ダメ男の独白です。 決断できない男のダラダラした自分語りが読んでいて辛くなりますが、最後にちょっとだけ救いを感じさせてくれました。 タイトル 父、母、子 作者 マルクス・ザイベルト あらすじ・概要 「彼」は妻から離縁を突き付けられ、子供とは週末だ…

『雨の降る日は学校に行かない』 相沢沙呼

相沢さんは「ロートケプシェン、こっちにおいで」とか「マツリカシリーズ」のように、日常系ミステリを背景に、学校での生き辛さや、女子制服の素晴らしさを描く作品に傑作が多いです。 本作はミステリ要素はなく、制服要素も薄めで、中学校でのいじめやスク…

『ねこつくりの宮』 高山環

とりあえず「ねこ鍋」画像を検索しました。可愛くて癒されます! 哀しみに囚われたとき、隣にいてくれる暖かい存在には本当に救われます。温もりは必要不可欠なものなのでしょう。 それでも人は、何か足りない満たされない思いを抱えて生きていきます。 自分…

『跡継ぎの条件』 恩田陸

恩田陸さんのごく短い作品です。 ちょっとしたホラーっぽいのですが、怖いというより不思議な雰囲気のある話でした。 タイトル 跡継ぎの条件 作者 恩田陸 あらすじ・概要 高校時代の友人たち老舗居酒屋に集まる。早い時間だったが人気店でほぼ満席だった。現…

『マチネの終わりに』 平野啓一郎

主人公の蒔野は「変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど実際は、未来委は常に過去を変えている」と言います。 洋子の子供時代の話から、主題提示し、様々に展開して可能性を見せた後に、最後に改めて主題を提示する「フーガ形式」になぞらえて出…

『オトナの短篇シリーズ02 「怪」』 オトナの短篇編集部

明治から昭和中期くらいまでに活躍した著名な作家たちによる「怪奇譚」を集めた短編集です。 タイトル オトナの短篇シリーズ02 「怪」 作者 オトナの短篇編集部 あらすじ・概要 著名な作者による怪奇譚。 1ページにも満たない超短編から、中編まで全9話を収…

だれかが ぼくを ころさないで

絵本ですが子供向けではありません。 とても重たい。 「人の心を支えるのは誰かに愛された記憶」だという 捉え方によってはとても残酷で厳しい話です。 【タイトル】 だれかが ぼくを ころさないで 【作者】 内田麟太郎 作 黒井健 イラスト 【あらすじ・概要…

ギフト

原田マハさんの短編集です。 各話10ページ程度のごく短い話で 優しく、暖かく、少し切ないけど、前向きで 上手いなぁと思わされました。 【タイトル】 ギフト 【作者】 原田マハ 【あらすじ・概要】 全20話の短編集。 この雨がやんだら 何となくすべてがうま…

ただそこにあなたが

初恋に落ち、初めて家族から離れる女性のお話です。 幼い恋の真直ぐさは清々しいけれど、 やっぱり幸せにはなれそうにないだろうな、 というほろ苦さも感じます。 【タイトル】 ただそこにあなたが 【作者】 吉本ばなな 【あらすじ・概要】 大手印刷会社社長…

「超口語訳」方丈記

「行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」 で始まる方丈記の解説書です。 噛み砕いた口語訳にくわえ 書かれた背景の説明や著者の見解もあり すんなりと頭に入ってきます。 【タイトル】 「超口語訳」方丈記 【作者】 濱田浩一郎 【あらすじ・概…

麦本三歩は焼売が好き

「麦本三歩の好きなもの」に収められなかった短編です。 Kindle Singles で短編一話だけ購入しました。 「怖い先輩」「優しい先輩」「おかしな先輩」に加え 「真面目な後輩」が参入します。 【タイトル】 麦本三歩は焼売が好き 【作者】 住野よる 【あらすじ…

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

ものすごく真っ直ぐな「反戦のメッセージ」です。 定番の「タイムトラベル恋愛もの」で、 人物描写などもあっさりし過ぎているなあ、 とは思うけれど、 力強いメッセージを感じる話でした。 【タイトル】 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 【作者】 …

山桃寺まえみち

「この世に生まれたときに、目的なんてありましたか」と、 主人公のミラは言います。 流されるように生きながらも自堕落ではなく、 その時々を真剣に生き、周囲の人と真摯に向き合っています。 【タイトル】 山桃寺まえみち 【作者】 芦原 すなお 【あらすじ…

麦本三歩の好きなもの

「無意味と大切じゃないは一緒じゃない。 そして無意味は意味の引き立て役でもない。 無意味な日常があるから、 意味ある日が大切に思える、とかじゃない。 無意味な日々も、意味ある瞬間もどっちも大切で、 それが一番いいということなんだとのんきに思う」…

アレグリアとは仕事はできない

コピー機「アレグリア」と格闘するOL、 地下鉄に乗り合わせた乗客たち、 みんな何かに憤ってます。 「日常あるある系」のコメディー風と思いきや 視線の鋭さが「よくある」レベルじゃなくて 何だか怒りのこもった作品になっています。 【タイトル】 アレグリ…

僕は僕の書いた小説を知らない

敢えて「叙述トリック」を匂わせて 自らハードルを上げるスタイルですね。 でもラスト数十ページはやっぱり良かった。 諦めずに抜いた「ハードボイルド」さんは 一人じゃなかったんですね。 【タイトル】 僕は僕の書いた小説を知らない 【作者】 喜友名トト …

車輪の下で

前途洋々たる若者が、 徐々に救いのない悲惨さに落ち込んでいく 相当暗い話でした。 ストーリー自体は単純ですが 田舎町の自然や、神学校での生活、 ジュース絞りや機械工としての仕事など 繊細な情景描写を通して 少年が大人になる時期の鮮やかな感性と そ…

実存と構造

実存主義、構造主義の本だと思って読んだのですが どちらかというと 文学評論 寄りの内容でした。 20世紀半ば以降の文学に実存主義と構造主義は どのように組み込まれてきたかを解説しています。 カフカ、カミュ、やサルトルなどの「実存」に迫る作品や 神話…

ヴェニスの商人

「古典の翻訳ものは読みにくい」と感じていますが このシェイクスピアは、驚くほど楽しく読めました。 「自分より男の友情を優先する夫に嫉妬して 悪戯して困らせる奥さん」とか 現代のラノベでも使えそうな話です。 数百年を経ても伝わる、人の心の機微の面…

青春SPOOKY!

新潟を舞台とした怪奇小説短編集です。 幽霊とか死体を蘇らせた傀儡とかが出てくるし 結構グロいシーンもあるけれど 不思議と怖さは感じなかったです。 【タイトル】 青春SPOOKY! 【作者】 ヤマダマコト 【あらすじ・概要】 3つの短編集。 青春スプーキー 29…

三月の雪は、きみの嘘

「あるところに、ウソばかりついている女の子がいました」 という絵本の引用から始まる、 どうしても「ウソをついてしまう」少女の物語です。 少女が、自分を縛る「かつてのウソへの後悔」を 周りを囲む優しい人たちの力を借りて 少しずつ解き前進していく姿…

夢の終わりで、君に会いたい。

「いつか、眠りにつく日」に続く いぬじゅん さんの作品です。 前作に続き、人の死が絡む切ないストーリーですが 「生きていることの素晴らしさ」や 「言いたいことは言わなきゃダメ」という思いが 込められているように感じます。 「誰かの期待に沿うこと」…

いつか、眠りにつく日

事故にあった女子高生が「案内人」に導かれ 四十九日の猶予期間に、この世の未練を解消していきます。 「生きていることを大切にしなければ」と感じ、 泣かされる話でした。 【タイトル】 いつか、眠りにつく日 【作者】 いぬじゅん 【あらすじ・概要】 森野…

思い出がきえないうちに

「コーヒーが冷めないうちに」「この嘘がばれないうちに」 に続くシリーズ3作目です。 前作から15年後の世界で、舞台も東京から函館に移っていますが、 またまた変わらず、泣かせにくる作品でした。 【タイトル】 思い出がきえないうちに 【作者】 川口俊和 …

ある男

弁護士の城戸が他人の名前で生活していた ある男「X」の人生を探っていく話です。 その過程で「人間にとって過去とは何か」 「愛とは何か」「家族とは何か」 といったテーマが投げかけられます。 なかなかヘビーな物語でした。 【タイトル】 ある男 【作者】…

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~

計画通りに進むのが好きで イーブンを愛する経理部の森若さんが 社内各部署の領収書を処理する立場から ちょっとした事件に巻き込まれていきます。 真面目で人に愛されているけれど どこか不器用なところがある森若さんが魅力的です。 【タイトル】 これは経…

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