毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

恋愛

『私が大好きな小説家を殺すまで』 斜線堂 有紀

若くして天才と呼ばれた作家と、虐待を受けながら彼の小説に救われた少女の悲恋の物語です。少女は「憧れの相手が落ちぶれたら死んで欲しいと思う」という完璧主義から抜け出せなかった。若くして成功した作家は、プライドを守るため弱さを見せられなくなっ…

『吉祥寺の朝日奈くん』 中田永一

5つの恋愛短編小説集です。ミステリ的な仕掛けが効いていたり設定の巧みさも面白いのですが、「恋が芽生える瞬間」の心理描写が巧みで、胸がくすぐられる感じです。表紙の「乙一氏推薦!」はちょっとずるい。。こちらのリンク先にあらすじと感想を上げました…

『100回泣くこと』 中村航

「学生時代に拾った犬が体調を崩す。犬が好きだったバイクの音を聞かせるため、4年間放置していたバイクを直そうと恋人が提案する。牛丼を差し入れ、キャブレターの分解整備を手伝う恋人に、彼は突然プロポーズした」という導入です。何かよく分かります。牛…

『ラブレター』 岩井俊二

先日読んだ『ラストレター』の淡々とした雰囲気が良かったので、ずっと遡って本作を読んでみました。本作も「死んだはずの人間との手紙のやりとり」をキーにした淡々とした物語でした。「今ここ」で自分を見てくれる人に愛を返すためには「感情の整理」が必…

『生きてさえいれば』 小坂流加

『余命10年』の作者 小坂流加さんの遺稿だということです。心臓病と戦う叔母がかつての恋人に宛てて書いた手紙を小学生の甥が届けに行き、それぞれの人が抱えるドラマを垣間見ます。いじめられ命を絶つことを考えていた彼は、「生きてさえいれば」人生を変え…

『恋のヒペリカムでは悲しみが続かない』 二宮敦人

「どんな悩み事も解決する」というクラブヒペリカム。超絶美形の元No1ホスト、元体育会系の生真面目な会社員、奔放な大学生、クラブオーナーの老紳士 という4人の男たちが、相談に訪れたお客たちと一緒に悩み成長していく。モテすぎてもらったラブレターの処…

『ラストレター』 岩井俊二

同名の映画「ラストレター」のノベライズ版です。映画監督の岩井俊二さん本人が執筆されています。「美咲」 の死をきっかけに、彼女に憧れていた小説家を目指す男、彼女の妹、彼女の娘や息子たちの人生が動き始めます。その様子をエピソードを丁寧に積み上げ…

『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』 斜線堂有紀

身体が金になってしまう奇病を患う女性と、純粋な愛情を証明するため「完全解」を探す少年の物語です。 その時、二人が死んでいれば「完璧」だったかもしれない。でも完全じゃない世界で生きることもまた素晴らしい。 こちらのリンク先にあらすじと感想を載…

『ロートケプシェン、こっちにおいで』 相沢沙呼

女子高生マジシャン 酉乃初シリーズの第2弾です。「午前零時のサンドリヨン」につづき大分前に読んだ本の再読です。 「トリック」の鮮やかさではなく、その使われ方に感銘を受けました。文句なしに傑作だと思います。 リンク先にあらすじと感想を書きました…

『出雲のあやかしホテルに就職します : 2』 硝子町玻璃

妖怪も神様も人も分け隔てなく受け入れるホテルの話です。 日本に息づく素朴なアニミズムを感じさせます。この緩さが心地よいと感じる自分はやはり日本人なのですね。 こちらのブログにあらすじと感想を書きました。リンク先を見てもらえると嬉しいです。 bo…

『勝手にふるえてろ』 綿矢りさ

妄想が暴走する「こじらせ女子」が面白い。 「好きになった人(1)か、好きになってくれた人(2)か」で揺れ動くピュアなヨシカが「自分の愛ではなく他人の愛を信じるのは、裏切りではなく挑戦」という決意に辿り着くまで。 こちらのブログであらすじ紹介と感想…

『止まない霧』 初瀬明生

何かに熱中することはなかった。 ただ、行けるところに行って順当に人生を歩んでいるように見せかけているだけだ。 周りにも。自分自身にも。 タイトル:止まない霧 作者 :初瀬明生 オススメ度 恋愛ストーリー ★★★☆☆ 家族の物語 ★★★☆☆ バッドエンド ★★☆☆☆ …

『スターティング・オーヴァー』  三秋 縋

タイトル :スターティング・オーヴァー 作者 :三秋 縋 タイムリープ恋愛もの ★★★★☆ 人間賛歌 ★★★★☆ ハッピーエンド ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ 「僕」は20歳の記憶を持ったまま10歳に戻った。大好きな恋人がいて、素晴らしい友人に囲まれ、優秀…

『出雲のあやかしホテルに就職します』 硝子町玻璃

妖怪も神様も人間も分け隔てなくもてなす『ホテル櫻葉』 こういう自然観がしっくりくるのは、日本人だからだろうか。。 タイトル:出雲のあやかしホテルに就職します 作者 :硝子町玻璃 オススメ度 八百万の神たち ★★★★☆ 霊能力者たち ★★★☆☆ ラブコメ ★★★★☆ …

『君が電話をかけていた場所』 三秋 縋

「私の自由のために、祈ってください」 彼女は何に縛られていたのか、最後になって分かります。 タイトル:君が電話をかけていた場所 作者 :三秋 縋 オススメ度 恋愛物語 ★★★★☆ 青春の夏の物語 ★★★★☆ ミステリ ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ 深町陽…

『僕が電話をかけていた場所』 三秋 縋

私は、今度こそ、幸せな結末の『人魚姫』にしたかったんです。 これでようやく、私は私自身にけりがつけられそうです。 タイトル:僕が電話をかけていた場所 作者 :三秋 縋 オススメ度 青春の夏の物語 ★★★☆☆ 伏線回収 ★★★★★ 悲恋の物語 ★★★☆☆ 総合オススメ…

『二度めの夏、二度と会えない君』 赤城大空

大切な人を二度失う。 今度はひとかけらの後悔も残さないように。 タイトル:二度めの夏、二度と会えない君 作者 :赤城大空 オススメ度 青春ストーリー ★★★★☆ タイムリープSF ★★★★★ 恋愛物語 ★★☆☆☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ 北高3年生の篠原智がギタ…

『京都寺町三条のホームズ : 2 真贋事件簿』望月麻衣

そうだ、京都に行こう!! タイトル:京都寺町三条のホームズ : 2 真贋事件簿 作者 :望月麻衣 オススメ度 ミステリ度 ★★☆☆☆ 恋愛小説度 ★★☆☆☆ 京都観光案内度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ あらすじ 「京都寺町三条のホームズ」第2弾。骨董店「蔵」の若き鑑…

『京都寺町三条のホームズ : 1』 望月麻衣

面白くて知恵がつく、人の死なないミステリ! タイトル : 京都寺町三条のホームズ : 1 作者 : 望月麻衣 オススメ度 トリビアミステリ ★★☆☆☆ 恋愛ストーリー ★★★☆☆ 京都観光案内 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ あらすじ 大宮から京都に引っ越してきて半年の…

『僕が七不思議になったわけ』 小川 晴央

不安ばかりでもよい。恐怖ばかりでもよい。認めがたい後ろ向きな思いばかりでもよい。 でもその中に落ちているひと欠片の心を、決して無視してやるな。 タイトル:僕が七不思議になったわけ 作者 :小川 晴央 オススメ度 恋愛小説 ★★★☆☆ 巧妙な伏線 ★★★☆☆ ど…

『百瀬、こっちを向いて。』 中田永一

「休日にあつまっている男女混合の仲良しグループなど、スプラッタ映画で殺害されるために搭乗する役柄でした見たことがなかったので、殺人鬼にだけは気を付けなくてはとおもった」 うん、私もそう思う。 タイトル:百瀬、こっちを向いて。 作者 :中田永一 …

『君と時計と雛の嘘 第四幕』 綾崎隼

雛美の「嘘」に涙が止まらない。。 タイトル:君と時計と雨の雛 第三幕 作者 :綾崎隼 SF小説度 ★★★☆☆ 恋愛小説度 ★★★★☆ ミステリ度 ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ - ネタバレあり 「君と時計と塔の嘘」シリーズ第4幕。 10月10日の学園祭当日に「杵…

『君と時計と雨の雛 第三幕』 綾崎隼

大切な人たちを、ただ大切にしながら生きて行けたなら。 きっと、それだけで彼女は幸せだったのに。 タイトル:君と時計と雨の雛 第三幕 作者 :綾崎隼 SF小説度 ★★★☆☆ 恋愛小説度 ★★★★☆ ミステリ度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ - ネタバレあり 「…

『君と時計と塔の雨 第二幕』 綾崎隼

傷つくことも、傷つけられることも上手に避けて。 一番大切な言葉だけ口にできないまま、こうして大人になっていく。 タイトル:君と時計と塔の雨 第二幕 作者 :綾崎隼 SF小説度 ★★★☆☆ 恋愛小説度 ★★★★☆ ミステリ度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ あらすじ -…

『スノーフレーク』 大崎梢

タイトル : スノーフレーク 作者 : 大崎梢 オススメ度 ミステリ? ★★★★★ 青春恋愛小説? ★★★★☆ 函館の美しさ ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ ぼくは君に嘘をついている。本当のことを言っていない。でも信じて欲しい。心から大事に思っていると。 あらすじ(…

『放課後図書室』 麻沢奏

ベタな高校生の恋愛ストーリーです。キュンキュンです。甘ったるいです。 自分にもこういう青春もあり得たのでしょうか。。 タイトル 放課後図書室 作者 麻沢奏 あらすじ・概要 高校2年の果歩はクラスメートの早瀬と同じ図書委員になる。 中学時代、果歩の友…

『マチネの終わりに』 平野啓一郎

主人公の蒔野は「変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど実際は、未来委は常に過去を変えている」と言います。 洋子の子供時代の話から、主題提示し、様々に展開して可能性を見せた後に、最後に改めて主題を提示する「フーガ形式」になぞらえて出…

『きみと、もう一度 』 櫻いいよ

設定は王道のタイムスリップ・ラブストーリーですが、展開は王道じゃなくちょっと意外でした。 「過去を変えても結果は大して変わらないよ」「だから今を真剣に生きましょう」というメッセージが感じられます。 タイトル きみと、もう一度 作者 櫻いいよ あ…

『遠まわりする雛』 米澤穂信

「古典部シリーズ」第4弾は短編集。 高校1年の入学直後から2年になる前までの、シリーズの前3作の間を保管するような話です。 1年を通して、えると奉太郎の関係が少しずつ変わり始めているのがいいですね。 タイトル 『遠まわりする雛』 「古典部」シリーズ …

交換ウソ日記

「好きだ」一言だけのラブレターから始まる 優柔不断なデスメタル好き少女の恋愛物語です。 【タイトル】 交換ウソ日記 【作者】 櫻いいよ 【あらすじ・概要】 移動教室の机の中にラブレターを見つけた黒田希美。 女子に人気のある瀬戸山から告白に戸惑う。 …

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