毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

学習

『本の読み方 スロー・リーディングの実践』 平野啓一郎

やみくもに量を求める速読ではなく、質を追求する「スロー・リーディング」を提唱する本です。まずは「作者の意図を正確に把握すること」につとめ、その上で「自分なりの考えを広げていく」という創造的で個性的な読書をしよう、という内容でした。作者自身…

『「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」』 細谷功

表面的事象や行動をなど「何を」を重視する「What型思考」と、その背景にある本質や行動の背景を考える「Why型思考」について解説する本です。状況が変わっているのに前例踏襲を続ける思考停止が多いですね〜「Why」を考えることは大事です。逆に、直接的な…

『本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!』 和田稔

Kindleでの読書術を紹介する本です。個人的にはKindleにどっぷり浸かってます。クオリティはともかく、4年近くほとんど毎日、一冊本を読んで書評ブログを上げ続けられたのは、Kindleが「隙間時間での読書」を可能にしてくれたから。 紙の本も好きなんだけど…

『仮想空間シフト』 尾原和啓、山口周

コロナ後の「仮想空間シフト」に乗っかろう!というお話。 「リモートで働く仕組み」自体は、だいぶ前からあったけれどコロナの影響で「強制的に」キャズムを超え、もう「元には戻れない」ところにたどり着いているという見解です。個人的には「仕事上」では…

『外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~』山口周

知的生産のボトルネックになるのは「思考の技術」より「行動の技術」! 「外資系コンサル」というと「ロジカルゴリ押し」のイメージですが、著者は現場での実践を重視するスタイルでものすごく腹落ち感がありました。 人を動かすのに、合理性は「わりとどう…

『国語ゼミ AI時代を生き抜く集中講義』佐藤優

佐藤優さんによる「国語力養成」の講義です。読書を通して「読む力」「類推する力」「思考する力」を育てます。という主旨なのですが、実際には「読解の題材とした本の内容」への解説が面白すぎて、そっちがメインになってる感じです。「マルクス主義」と「…

『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』 苅谷剛彦

常識にとらわれず自分の頭で考える「知的複眼思考法」を提唱する本です。多数の具体例でみせる「視点のずらし方」が実にあざやかで、刺激的な内容でした。20年以上前の本ですが「考え方の斬新さ」は色褪せていません。私はミステリでも叙述トリック系が特に…

『ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING』 照屋 華子

論理的で分かりやすい、読み手に「解読」を求めないビジネス文書の書き方指南です。 実際のビジネスでは「解読」能力の高さの方が大事だったりもしますね。本書のポイントを超簡潔にまとめると、・結論と論拠、事例の関係が So What?/Why So?(ならどうな…

『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』 三宅香帆

読んだ人に「面白い」と感じてもらえる文章の工夫を紹介しています。文章の達人たちの小説やエッセイなどを引用し、「どうして引き込まれるのか」 「なぜ面白いと感じるのか」を分析しています。私などは、何か読んでいても「あー、面白かった!」で流しちゃ…

『超速読』 齋藤孝

「拾い読みでもいいから、一冊の本から何かを受け取って、アウトプットしましょう」という主張する本でした。超高速の視線移動とか技術的なトレーニングではなく、重要ポイントのあたりをつけて拾っていくコツの紹介と、とにかくアウトプットすることの重要…

『「読まなくてもいい本」の読書案内 ──知の最前線を5日間で探検する』 橘玲

ここ半世紀ほどの間に、巨大な「知のパラダイムシフト」が起こっているから、それ以前のパラダイムで書かれている本は読まなくてもいいよ、というお話です。複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義の5分野を上げ、どのようなパラダイムシフトが起こっ…

『学びを結果に変えるアウトプット大全』樺沢紫苑

「成長を促し結果を出すアウトプット」の方法を、話し方や書き方などの切り口から紹介する本です。一人でグチグチと考えるのが好きなのですが、アウトプットしてフィードバックをもらわないと前に進むことはできないですね。 こちらのリンク先に5分で読める…

『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』 梶谷真司

いわゆる「哲学」の本ではなく、考える方法を学ぶための「哲学対話」の実践を勧める本でした。「自分で考えているつもりでも、実は社会の求めていることに従っていたりして、思った以上に人は自由ではない」と著者は言い、対話を通じてより自由に自主的に考…

『池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾』 池上彰

中学生を対象とした「中国と香港・台湾の歴史と現状についての講義」をまとめた本です。 少し前の本なので、2019年からの香港での騒動については直接言及されていませんが、現状を理解するための状況整理には役立ちます。こちらのリンク先に要約と感想を上げ…

『深く考えるための 最強のノート術: ――年収1億稼ぐための思考法』 午堂登紀雄

やたらとモチベーションが高まる本!読み終わったら深夜にノートを引っ張り出してた。。 超ざっくりいうと、 一冊のノートにビジネスもプライベートも書きこんじゃおう。アイデアは何でも書きこんじゃおう。書くことで思考が構造化するし、実際の行動に繋が…

『読書の技法』 佐藤優

月平均300冊、多い月には500冊を読破するという佐藤優氏の「読書の技法」どちらかというと「読書技法」の部分より、本の紹介と解説の方が面白いです。 こちらで内容の要約と書評を公開しています。 お手間をかけさせてしまいますが、リンク先を読んでもらえ…

『「ビジネス速読」仕事術 情報洪水に押し流されないノウハウ』 椋木 修三

タイトル:「ビジネス速読」仕事術 情報洪水に押し流されないノウハウ 作者 :椋木 修三 分かりやすさ ★★★☆☆ 役立ち度 ★★★☆☆ 斬新さ ★★★☆☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 要約 「速読術」と「記憶術」をまとめて解説。びじねすでせいかをだs成果を出すためのノウハウ…

『人もお金も動かす 超スゴイ!文章術』 金川 顕教

タイトル:人もお金も動かす 超スゴイ!文章術 著者 :金川 顕教 役立ち度 ★★★★★ 分かりやすさ ★★★★★ 斬新さ ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★★☆ 要約 なぜ、あなたは文章術を身に付けるべきなのか? 文章術はあなたをブランド化する。SNSなどが発達し、誰でも情報…

『美しい「大和言葉」の言いまわし―――さりげなく、折り目正しく「こころ」を伝える』 日本の「言葉」倶楽部

こちらでも公開しています。 そのうち移行したいと考えています。 タイトル:美しい「大和言葉」の言いまわし―――さりげなく、折り目正しく「こころ」を伝える 作者 :日本の「言葉」倶楽部 オススメ度 おもしろさ ★★★☆☆ 新たな気づき ★★★★★ 役立ち度 ★★★★☆ 総…

『できるビジネスマンの超効率アウトプット 速書術』 午堂 登紀雄

「速読術」じゃなくて「速書術」 書くことの重要性が高まっている時代、 質の高いアウトプットを高速で生み出す! タイトル:できるビジネスマンの超効率アウトプット 速書術 作者 :午堂 登紀雄 オススメ度 分かりやすさ ★★★★☆ 役立ち度 ★★★☆☆ 実践しやすさ…

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』 坪田信貴

いま、この本を読んでいただいた方に伝えたいです。 「頑張る」って意外といいもんでした。 タイトル:学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 作者 :坪田信貴 ギャルの成長物語 ★★★★☆ 勉強方法指南 ★★★☆☆ 家族の物語 ★★★☆☆ …

『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』 橋口幸生

読んでもらえることが当たり前じゃない。 「おもしろい文章」は「発見がある文章」だ! タイトル:言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術 作者 :橋口幸生 オススメ度 役立ち度 ★★★★☆ 分かりやすさ ★★★☆☆ 斬新さ ★★★☆☆ 総合オススメ…

『正義の教室』 飲茶

「人間は完全な正義を知りようもない。それでも、何が正しいか分からない世界の中でも、『正しくありたい』と願い、『善いこと』を目指して生きていく。きっとそれこそが、人間にとって唯一可能な正義だ」 タイトル : 正義の教室 作者 : 飲茶 オススメ度 …

『大人のための言い換え力』 石黒 圭

「ハゲ」はダメ。 「頭髪に問題のある人」と言い換えよう! 要約 状況に応じて、言葉の難しさや、厳密さを調整して言い換える「言い換え力」の大事さを説く。2章ごとに各視点で「ぴったり系」と「ゆったり系」の表現を対比して説明している。 第1章 知的に言…

『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』 蔭山克秀

タイトル : 経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる 作者 : 蔭山克秀 オススメ度 分かりやすさ ★★★★☆ おもしろさ ★★★★★ 著者の主張 ★★★★★ 総合オススメ度 ★★★★☆ 平板な「名著紹介」じゃない。 著者の気持ちが入ってます! 要約 経済学の基本から、資本主義…

『イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる』 池上彰

タイトル : イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる 作者 : 池上彰 オススメ度 分かりやすさ ★★★★★ 情報量 ★★★☆☆ Kindle読みやすさ ★☆☆☆☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ 世界情勢の「今」を理解するための宗教基礎知識! あらすじ…

『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』 山口周

タイトル : 外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 作者 : 山口周 オススメ度 分かりやすさ ★★★★☆ 実践しやすさ ★★★☆☆ 有益度 ★★★★☆ 総合オススメ度 ★★★☆☆ ビジネスパーソンのための本の読み方と役立て方。 要約 仕事に繋げる読書の原則 成果を…

『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』 浅田すぐる

タイトル : すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法 作者 : 浅田すぐる オススメ度 役立ち度 ★★★★★ 実践しやすさ ★★★★☆ 分かりやすさ ★★★★★ 総合オススメ度 ★★★★☆ 自分の言葉に噛み砕いた理解、アウトプット、他者への貢献を紙一枚にまとめる。…

『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』 飲茶

「史上最強の哲学入門」の第2弾です。西洋の哲学史を解説した第1弾に続き、東洋哲学についての入門書です。 西洋哲学とは性質の違う東洋哲学を、別のアプローチで説明しようとしています。入門書ではあるけれど飲茶さんの他の本を先に読んでおいた方が理解し…

『史上最強の哲学入門』 飲茶

哲学の本なのに参考文献筆頭が「グラップラー刃牙」というのは中々ファンキー。「真理」「国家」「神様」「存在」というテーマに分けて、各時代の哲学者たちが、より優れた「真理」を求めてきた闘いが開設されています。 飲茶さんの本は本当に分かりやすいし…

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