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ロートケプシェン、こっちへおいで

相沢 沙呼 マジシャンの女子高生と、ヘタレで誠実な男子高校生の ちょっとライトノベル的なノリのミステリー。 個別の謎をオムニバス的に解決しながら、一冊を通しての謎も仕掛けられている。 最初から伏線が散りばめられているので、読み返すと色々気づく。…

探偵の探偵Ⅳ

松岡 圭祐 探偵の探偵シリーズの一応の完結。 ミステリとしても、トリビアものとしても、探偵という題材は面白いと思ったけれど、むしろカウンセラーや鑑定士や添乗員の方が読みやすかった。 探偵の鑑定はちょっと気になる。

探偵の探偵Ⅲ

松岡 圭祐 ミステリとして考えられてはいるし、トリビア豆知識も詰め込まれているが 鑑定士の方の、人の死なないミステリの方が好き。 そうはいっても、勝ちパターンを徹底して踏襲して量産するスタイルは 素晴らしと思う。

儚い羊たちの祝宴

米澤 穂信 5編の独立した短編集だが、 「バベルの会」という読書サークルを介して ゆるくつながっている。 それぞれの話のラスト一言が印象的。 1話目の「身内に不幸がありまして」は動機が浮きすぎて笑ってしまったが 2話目の「北の館の罪人」では、語り…

脳男

首藤 瓜於 生まれながらに感情を持たない入陶 大威(いりすたけきみ)の話。 生命活動の本質は感覚の蓄積で、感情が感覚を束ね自我を形成しているという感覚を自分を持つことがある。感覚のみに神経を集中させると自分自身とは別の存在があるように感じる。 …

占星術殺人事件

島田 荘司 トリックが有名すぎて、読んでいる途中ですぐに気付いてしまった。 そのせいでミステリーとして楽しむことはできなかったが、 昭和を感じさせる探偵小説の雰囲気は心地よく、長い話でも一気に引き込まれた。 やはり私はミステリーが好きだ。

祈りの幕が下りる時

東野 圭吾 加賀恭一郎シリーズの集大成的な話。 父親との確執で、遠隔操作で将棋を打っていた話とか なぜ日本橋にこだわっているのかとか、 今まで語られなかった部分が見えてきた。 ミステリとしては、身許偽装の方法が容疑者Xの献身を思い起こさせたり 斬…