毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

ミステリ

掟上今日子の挑戦状

「本を読んで、教訓を得ようとか、学ぼうとか、 この先に生かそうとか、そんな風に構えることはないんですよ。 面白いことを考える人がいるなーって、 ただそう思って本を閉じればいいんですよ」 と作中の探偵 掟上今日子が語ってます。 西尾維新さんはそう…

灰は灰へ:Ashes to Ashes 伊達町サーガ

北海道の伊達町を舞台とした3つの短篇集です。 SF、ホラー、エロ、ミステリ等々をまぜこぜにしたような 夢の中に取り残されたような不安を感じさせる話です。 どの話でも兄弟・姉妹のつながりが 描かれているのは共通要素で、 どこかで繋がっているように見…

理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ

壁に塗り込められた「壁男」の幽霊の謎を解く 高校を舞台としたミステリです。 幽霊が冬に出る理由が、タイトル通りちゃんとあります。 コミカルで楽しく読めるお話でした。 【タイトル】 理由(わけ)あって冬に出る 市立高校シリーズ 【作者】 似鳥鶏 【あ…

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~

計画通りに進むのが好きで イーブンを愛する経理部の森若さんが 社内各部署の領収書を処理する立場から ちょっとした事件に巻き込まれていきます。 真面目で人に愛されているけれど どこか不器用なところがある森若さんが魅力的です。 【タイトル】 これは経…

Fire marks

久々に Kindle Unlimitedに登録したので 初めての作者さんの作品を読んでみました。 こういう「粗削りだけれど熱がある作品」と出会えるのが 読み放題サービスの醍醐味ですね。 勢いがあって引き込まれます。 【タイトル】 Fire marks 【作者】 初瀬明生 【…

シンメトリー 警部補 姫川玲子

姫川玲子シリーズ第3弾です。 今回は7つの短編集で、 前2作の長編とは違うテンポの良さで これもまた楽しかったです! 【タイトル】 シンメトリー 警部補 姫川玲子 【作者】 誉田哲也 【あらすじ・概要】 7編の短編集。 東京 6年前、玲子がまだ品川署にいた…

○○○○○○○○殺人事件

タイトルの伏せ字になっている「ことわざ」部分を当てる 「タイトル当て」ミステリです。 「なんだそりゃ⁉︎」というようなオチでしたが よく見ると謎解きの材料がちゃんと提示されている フェアな推理小説で、なかなか楽しめました。 【タイトル】 ○○○○○○○○…

ソウルケイジ 警部補 姫川玲子

「ストロベリーナイト」に続く姫川玲子シリーズです。 前作では「狂気」の引き起こす後味の悪さも感じました。 今回はタイトル通り「魂を捕らえられた」男の戦いの物語で、 悲しいながらも暖かさを感じる話でした。 【タイトル】 ソウルケイジ 警部補 姫川玲…

十万分の一の偶然

事故現場を写した報道写真を巡るミステリです。 松本清張氏による「社会派ミステリ」なのですが 本書で投げかけられた「メディアの能力や役割」への疑問が 昨今では大きく変質していることを感じました。 【タイトル】 十万分の一の偶然 【作者】 松本清張 …

中途半端な密室

東川篤哉さんによる 5つの「安楽椅子探偵」ものの短編集です。 手紙や新聞から得た情報だけで 推理していくお話です。 ストーリーがすっきりとまとまっていて 会話のテンポが良いので、 読みやすく楽しむことができました。 【タイトル】 中途半端な密室 【…

掟上今日子の推薦文 忘却探偵

前作の「掟上今日子の備忘録」が面白かったので 続編を読んでみました。 忘却探偵 掟上今日子のキャラが 前作以上に強烈になってます。 気軽に読めるミステリでした。 【タイトル】 掟上今日子の推薦文 忘却探偵 【作者】 西尾維新 【あらすじ・概要】 前作…

レゾンデートル

知念実希人さんの初期の作品で、 この作者さんの話としてはかなり重い方です。 多くの事件がうまく結びついて グイグイと引っ張られました。 【タイトル】 レゾンデートル 【作者】 知念実希人 【あらすじ・概要】 医師の岬雄貴は、自身がStage4の胃がんに罹…

掟上今日子の備忘録 忘却探偵

西尾維新さんの作品は初めてでしたが 癖のあるミステリでずっしり楽しめました。 ハマりそうです。 【タイトル】 掟上今日子の備忘録 忘却探偵シリーズ 【作者】 西尾維新 【あらすじ・概要】 1日で記憶を失ってしまう「忘却探偵」掟上今日子が 事件を解決す…

ウィザードグラス

個人情報の扱われ方に警鐘を鳴らすお話でした。 便利さとプライバシー保護はトレードオフの関係で 「自分で選択しているつもりが、 いつのまにか支配されていませんか」と警鐘を鳴らしています。 【タイトル】 ウィザードグラス 【作者】 根本総一郎 【あら…

ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子

事前知識なしにタイトルだけを見て 可愛らしい系ミステリと思って読みましたが かなりグロいシーンもある 際どいサイコサスペンスミステリでした。 ミステリとして凝っているわけでは無いのですが 主人公 姫川玲子と警察関係者たちの濃いキャラが魅力的で 一…

祈りのカルテ

2年間の臨床研修で各科を巡回しながら 患者たちの隠した思いを解き明かしていきます。 「医療ミステリ」の範疇に入るのだと思いますが 病気や治療がキーになるわけではなく 患者たちが守ろうとしているものに気づき 救い出していく、という話でした。 【タイ…

レフトハンド・ブラザーフッド

事故で死んだ双子の兄が左腕にいる! 殺人の疑いで警察から追われなながら 兄弟で協力し真犯人を探っていく、サスペンスミステリです。 妄想なのか真実なのか、誰を信じればいいのか、 最後までグイグイと引っ張るストーリーでした。 【タイトル】 レフトハ…

パレード

シェアハウスで暮らす男女5人の 青春物語かと思っていたら 徐々に不気味さを感じるような話でした。 【タイトル】 パレード 【作者】 吉田修一 【あらすじ・概要】 2DK のマンションで暮らす 5人の男女の物語。 21歳の大学生の良助は 先輩の彼女に惚れて、 …

クリスマスに少女は還る

クリスマス前に誘拐された少女たちと 十数年前の殺人事件に囚われ続けている大人たちの物語です。 読後に、タイトルが素晴らしいと思いました。 【タイトル】 クリスマスに少女は還る 【作者】 キャロル・オコンネル 【あらすじ・概要】 クリスマスを間近に…

ひとつむぎの手

知念美希人さんによる、医療ミステリです。 スーパードクターや死神が出てくるわけでもなく 医師や患者たちの葛藤が淡々と描かれる人間ドラマでした。 「神様のカルテ」とかが好きな方なら楽しめると思います。 【タイトル】 ひとつむぎの手 【作者】 知念美…

アクロイド殺し

文句なしに面白かったです。 ミステリはネタバレ前に読むのが幸せなので 読まれたことのない方には、 是非とも一読をお勧めします。 【タイトル】 アクロイド殺し 【作者】 アガサ・クリスティー 【あらすじ・概要】 キングズ・アボット村のジェームズ・シェ…

魔眼の匣の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ 屍人荘の殺人

屍人荘の殺人シリーズの続編です。 今回も、クローズドサークルでの連続殺人という ベタな「本格推理」的展開にオカルト要素を組み込んでいます。 前作よりも緊迫感があって抜群の面白さでした。 【タイトル】 魔眼の匣の殺人 【作者】 今村昌弘 【あらすじ…

屍人荘の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ

外部との連絡が絶たれたペンションで起こる連続殺人事件という まっとうな本格推理小説ですが、 外部との連絡の絶たれ方が斬新だったり その割に登場人物たちが冷静だったりして、 いろいろと「期待を裏切りまくる」面白さがありました。 【タイトル】 屍人…

雨の中を

3篇の掌編ミステリです。 日常の不思議を解き明かす系の話でした。 【タイトル】 雨の中を 【作者】 石持浅海 【あらすじ・概要】 3編の短編ミステリ集。 篠崎百代が語る日常の出来事から、 恋人の須佐達樹が背景にある真相を見抜く 「日常系安楽椅子探偵」…

招かれざる招待客 ライオン探偵永井拓郎

被害者の息子が語り手になるミステリです。 探偵役以外の登場人物たちも、それぞれ クセがあって魅力的です。 初めて読む作者さんですが、期待以上に面白かった。 【タイトル】 招かれざる招待客 ライオン探偵永井拓郎 【作者】 笹田陽平 【あらすじ・概要】…

月の女神に、希望の歌を

「ちょっと変わったタイムリープ恋愛もの」です。 「僕よりも、ずっと先の未来を生きていく本宮美憂さんへ」という導入から、ガツンと引き込まれました。面白いです。 【作者】 ヤマダマコト 【あらすじ・概要】 新潟県の月潟に住む、小学5年生の井浦洋平は…

かがみの孤城

「思春期の生き辛さ」と「救い」が暖かく描かれています。 忘れていた10代の頃の繊細さを思い出し、大人としてどう向かい合うべきか考えさせられます。 エピローグは感涙必至の名作でした。 【作者】 辻村深月 【あらすじ・概要】 中学一年生の「こころ」は…

幸せサプリ

妻を失った男が幼い娘を守りながら生きていく、という感じで始まる話です。 プロットの仕掛けも面白いのですが、妻と娘を守ろうと戦うひたむきな男のストーリーとして、切ない余韻を残します。 最近はこの作者の作品が好きです。 【作者】 高山環 【あらすじ…

空っぽな未来

「誰かを助けたい」、「何かを成し遂げたい」と思うなら、そこに向かう「情熱」が勝負を分けるのだ、という作者の想いが伝わってきました。淡々としたストーリー展開ですが面白いです。 モチーフになっているロダンの「地獄の門」が雰囲気を表しているようで…

神に、いつ降り立つのか聞け

伊坂幸太郎のような雰囲気です。殺し屋たちが繰り広げる殺し合いですが、登場人物たちのキャラクタもあって、暗くならずに楽しめます。勢いがあってテンポよく読めました。 【作者】 栗栖冬月 【あらすじ・概要】 ダービー当日の東京競馬場が舞台。殺し屋を…

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