毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

ホラー

ゴーストフォビア

幽霊の話とか、普段あまり怖いと思わないのだけれど この話は結構マジで怖い。 蓮コラをイメージするお岩さんの衣装とか、 血まみれでビルの階段を這って自殺を繰り返す女子高生とか 口をひん曲げて笑う人形だとか合わせ鏡の部屋とか、 ビジュアル的に怖いシ…

沙高樓綺譚

ちょっと不気味な5つの話が 「沙高樓」の一室で語られます。 百物語の様な舞台設定です。 昭和30年代の雰囲気が伝わってきますね。 明治維新はまだ「歴史」として消化されておらず 第二次世界大戦はリアルに目の前の出来事だった時期。 50~60年ほど前の話で…

灰は灰へ:Ashes to Ashes 伊達町サーガ

北海道の伊達町を舞台とした3つの短篇集です。 SF、ホラー、エロ、ミステリ等々をまぜこぜにしたような 夢の中に取り残されたような不安を感じさせる話です。 どの話でも兄弟・姉妹のつながりが 描かれているのは共通要素で、 どこかで繋がっているように見…

能登怪異譚

能登地方の方言にのせて語る 9編の怪異小説短編集です。 土着の不気味さが滲み出るような話です。 【タイトル】 能登怪異譚 【作者】 半村良 【あらすじ・概要】 能登を舞台とした9編の怪異短編集。 箪笥(たんす) 男は、夜に子供が寝床を抜け出して 箪笥の…

屍人荘の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ

外部との連絡が絶たれたペンションで起こる連続殺人事件という まっとうな本格推理小説ですが、 外部との連絡の絶たれ方が斬新だったり その割に登場人物たちが冷静だったりして、 いろいろと「期待を裏切りまくる」面白さがありました。 【タイトル】 屍人…

夢十夜

「こんな夢を見た」 で始まる十夜の物語です。 非論理的な内容な分、メッセージが隠されているように感じます。 メタファーから多様な解釈を許すエヴァ的な戦略なのかもしれません。 【タイトル】 夢十夜 【作者】 夏目漱石 【あらすじ・概要】 第一夜 男は…

そこにいるのは誰

ホラーと謳っていますが、怖いというより不思議な不気味さのある、 ショートショート的な短編集でした。さらっと読めます。 【作者】 星邑光 【あらすじ・概要】 以下8篇の短編集。数ページのショートショート的な作品から、中程度の長さまで多様。 ・そこに…

怪物少女フォーエヴァー

新潟を舞台とした四季の物語のうち、春と夏の2編を収めた短編集です。前作のピーカブー!に続いて、ほんのり怖いけど楽しい話になっています。 【作者】 ヤマダマコト 【あらすじ・概要】 新潟の四季の物語のうち、春と夏の2編からなる短編集。 ・ほうき星に…

ピーカブー!

新潟を舞台とした四季の短編のうち、本書には秋・冬の2編が収められています。不気味さと暖かさが混在する名作です! 【作者】 ヤマダマコト 【あらすじ・概要】 2編の短編集。 ・アサギマダラ 紅葉が深まる森の中、小学生の悟の中に何者かの意識が流れ込ん…

辻の家

「意味が分かると怖い」系の怪談です。日常的な生活が徐々に異世界に浸食されていくような感覚で、怖いというより不安になるような作品でした。 【作者】 三塚日月 【あらすじ・概要】 3作の短編集。 ・辻の家 五叉路の辻を過ぎて振り返ると「近く死ぬ知り合…

その話を聞かせてはいけない

【作者】 道尾秀介 【あらすじ・概要】 家族と共に中国から移住してきた马珂は、学校でも家でも孤独を抱えていた。追い詰められた時、落ち込んだ時に姿を現す鬼と目を合わせないよう生活していた。 ある日、文房具店で店主の老婆が殺されているところを目撃…

カー・オブ・ザ・デッド

【作者】 乙 一 【あらすじ・概要】 ゾンビのストーリー。山道をドライブしているとき、車の故障で立ち往生している男女を助けようとするが、中学時代に自分をいじめていた男と好きだった女性だったことに気づく。一緒に車にいることに耐えられず二人を下ろ…

押絵と旅する男

【作者】 江戸川 乱歩 【あらすじ・概要】 電車で出会った奇妙な老人から、驚くほど精緻な押絵を見せられ、そこに描かれた老人と少女にまつわる話を聞かされる。 数十年前の話、押絵の男は老人の兄で、望遠鏡で見かけ見失ったた美しい少女に惹かれ、毎日によ…

桜の森の満開の下

【作者】 坂口安吾 【あらすじ・概要】 男は屈強な山賊だ、人気のない時に見る満開の桜には気が狂いそうになるような恐ろしさを覚える。 ある日男は桜の元を通りがかった夫婦を襲い女を連れ去り妻とした。女は他に数人いた山賊の妻たちを男に殺させ、生活を…

私の家では何も起こらない

【作者】 恩田 陸 【あらすじ・概要】 丘の上の家に集う幽霊たちの話。アップルパイを焼きながら殺しあった双子の女性や、瓶に詰められた子供たち、「幽霊よりは生きている人間が怖い」と言う大工など、幽霊屋敷で起こる怪奇現象や、恐怖譚の短編連作となっ…

歪顔(ビザール・フェイス)

【作者】 前川 裕 【あらすじ・概要】 感染すると自分では気づかないが周囲には分かる程度に顔が歪み始め、数日間すると顔面は完全に崩壊し身体中の血管が破裂して死ぬ「赤死病」が流行した。「赤死病」を防ぐワクチンや治療薬は開発されおらず、先天的に抵…

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