毎日一冊! Kennie の読書日記

面白い本をガンガン紹介していきます!!

サスペンス

『王とサーカス』 米澤穂信

「さよなら妖精」の続編ですが、当時高校生だった大刀洗万智が10年ほど後にフリージャーナリストとして活動する話で、前作からは雰囲気が変わっています。 2001年に実際に起こったネパールでの王族殺害事件をベースにしたノンフィクションのようでもあり、報…

世界が終わる街 戦力外捜査官

戦力外捜査官シリーズの4作目です。 海月警部の鋭さが前面に出てきて シリーズ最初の頃にあった「ドジっ娘萌え」要素は薄れて かなりシリアスな展開になってきています。 シリーズ2作目で出てきたカルト教団や シリーズ3作目で登場した殺し屋 ”名無し” も出…

ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官

戦力外捜査官シリーズの3作目です。 シリーズ1作目では 「頭脳明晰なドジっ娘警部」の ギャップ萌えを狙ったコメディー色の強い作品でしたが 段々とシリアスなテーマが前面に出てきてます。 やっぱり面白い! 【タイトル】 ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官 【作…

ヴィーヴルの眼

学園ミステリっぽい始まり方ですが 壮大な設定に繋がっていきます。 二転三転する展開や、高度な知能戦などを仕込みながら 組み込みつつ広げた風呂敷をきっちり畳んでいて 素晴らしく完成度の高い作品だと思います。 Kindle Unlimited で気軽に借りたけれど …

ルージュ~硝子の太陽~ 警部補 姫川玲子

「姫川玲子」シリーズ と「ジウ」シリーズのコラボだそうです。 同じ事件を「ジウ」側から見たという 「ノワール~硝子の太陽~」も読んでみたいのですが、 そうなると「ジウ」シリーズも最初から読まないと。。 まあ、楽しそうなのでゆっくり追いかけてみま…

オーブランの少女

全5話でそれぞれ舞台は異なりますが どの話も「少女」の生き様を描いています。 どの少女の、繊細で純粋で強かで 生命力のほとばしるような魅力に溢れています。 女性作者の書く少女は、男性作者視点からのものとは ずいぶん違うものだなあ、と感じさせられ…

インデックス 警部補 姫川玲子

「ブルーマーダー」 に続く 姫川玲子シリーズ7作目です。 今回は短編集です。 じっくりと書かれる長編も良いのですが 誉田さんの作品は短編もいいですね。 ちょっと不気味さとかやるせなさを感じる話も 短くサクッと落としてくれるので気持ちがいい。 解散し…

フルカミの里

「フルカミ」とは何なのか。 新型狂犬病のパンデミックを防ぐため 古文書の謎を解いていくサスペンス・ミステリです。 【タイトル】 フルカミの里 【作者】 水谷悠歩 【あらすじ・概要】 フリーライターの春日は、友人の鳥山が 水死体で発見された事件に関し…

ブルーマーダー 警部補 姫川玲子

姫川玲子シリーズの6作目です。 犯人側の「強いダークヒーロー感」と 姫川が「苦しみ葛藤しながらも 守るべきものを守っていく姿」の対比が キレイに描かれていました。 【タイトル】 ブルーマーダー 警部補 姫川玲子 【作者】 誉田哲也 【あらすじ・概要】 …

感染遊戯 警部補 姫川玲子

「姫川玲子シリーズ」ですが 玲子はほとんど出てきません。 玲子と相性の悪い 勝俣、 シンメトリーの短編で登場した元刑事の倉田、 玲子チーム解散の後、他部署で働く葉山、 前作までに出てきた脇役刑事たちがメインになります。 独立した短編集かと思いきや…

エチュード

2編の短編集ですが、両方とも怖いです。 ホラー的な怖さではなくて 会話や発言の中の矛盾や不自然さを見付けて 相手のウソや隠された真実を暴くのが 何故かとても怖いと感じます。 同じ作者さんの「Fire Marks」でも 犯人の発言から真実を見抜いていたので…

ある男

弁護士の城戸が他人の名前で生活していた ある男「X」の人生を探っていく話です。 その過程で「人間にとって過去とは何か」 「愛とは何か」「家族とは何か」 といったテーマが投げかけられます。 なかなかヘビーな物語でした。 【タイトル】 ある男 【作者】…

ソウルケイジ 警部補 姫川玲子

「ストロベリーナイト」に続く姫川玲子シリーズです。 前作では「狂気」の引き起こす後味の悪さも感じました。 今回はタイトル通り「魂を捕らえられた」男の戦いの物語で、 悲しいながらも暖かさを感じる話でした。 【タイトル】 ソウルケイジ 警部補 姫川玲…

ウィザードグラス

個人情報の扱われ方に警鐘を鳴らすお話でした。 便利さとプライバシー保護はトレードオフの関係で 「自分で選択しているつもりが、 いつのまにか支配されていませんか」と警鐘を鳴らしています。 【タイトル】 ウィザードグラス 【作者】 根本総一郎 【あら…

春にして君を離れ

アガサ・クリスティの作品ですが ミステリーではありません。 事件も起こらず探偵も登場せず 一人の女性が自分の内面を掘り下げていく サイコ・スリラー的な話で、 生々しい恐ろしさがありました。 【タイトル】 春にして君を離れ 【作者】 アガサ・クリステ…

レフトハンド・ブラザーフッド

事故で死んだ双子の兄が左腕にいる! 殺人の疑いで警察から追われなながら 兄弟で協力し真犯人を探っていく、サスペンスミステリです。 妄想なのか真実なのか、誰を信じればいいのか、 最後までグイグイと引っ張るストーリーでした。 【タイトル】 レフトハ…

パレード

シェアハウスで暮らす男女5人の 青春物語かと思っていたら 徐々に不気味さを感じるような話でした。 【タイトル】 パレード 【作者】 吉田修一 【あらすじ・概要】 2DK のマンションで暮らす 5人の男女の物語。 21歳の大学生の良助は 先輩の彼女に惚れて、 …

そこにいるのは誰

ホラーと謳っていますが、怖いというより不思議な不気味さのある、 ショートショート的な短編集でした。さらっと読めます。 【作者】 星邑光 【あらすじ・概要】 以下8篇の短編集。数ページのショートショート的な作品から、中程度の長さまで多様。 ・そこに…

箱の中の優しい世界

ブロックチェーンをモチーフにしたと思われる「ボックスチェーン」の技術を巡るお話です。 個人情報が情報インフラを担う大手企業に独占されていることの危うさや、膨大な情報の流通が「清廉潔白・品行方正」をヒステリックなまでに追い求める雰囲気の不気味…

ある愛の終わり

ドイツ州知事候補の愛人が殺され、女性刑事の二人組が犯人を追い詰めるストーリーです。個人的には移民政策などドイツの政治事情がリアルに伝わってくるのが興味深かったです。 【作者】 マルクス・ヒュネベック 【あらすじ・概要】 ドイツ州知事候補のゾン…

ダブル・クロス

15分くらいでサクッと読める本です。デトロイトでギャングのような組織で活動する主人公の話。タイトルの「ダブル・クロス」は二重の裏切りということでしょうか。 【作者】 ジェフリー・ディーヴァー 【あらすじ・概要】 デトロイトでの「組織」でパシリを…

空席 隠蔽捜査シリーズ

中編の警察小説です。ミステリではなく警察内部の力学とかを書き出す話でした。短いのでさくっと読めます。 【作者】 今野敏 【あらすじ・概要】 大森署の署長竜崎が転任し、新任署長が来る前の空白の一日の出来事を描く。 品川区内で起きたひったくり事件に…

当ブログは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムであ「Amazonアソシエイト・プログラム」に参加しています。