Kennie の読書録

毎日1冊本を読み、記録を残したいと思います。

エッセイ

多動力

【作者】 堀江貴文 【あらすじ・概要】 インターネットの普及で「垂直統合モデル」から「水平分業モデル」へ移行し、産業の「タテの壁」が消え始めている。興味ある分野を渡り歩く「多動力」が必要となる時代だとしている。 ・一つの仕事をコツコツやるべき…

お家賃ですけど

【作者】 能町みね子 【あらすじ・概要】 著者が神楽坂のアパート「加寿子荘」に暮らして日常を綴ったエッセイ。 昭和の匂い、枯れた雰囲気を愛する著者は、築40年超のアパートや昔からあるような商店を愛し、街並みを乱すような高層建築を嫌悪する。 ゆっく…

聞き出す力

【作者】 吉田豪 【あらすじ・概要】 プロ・インタビュアーを自称する著者によるインタビューについての本。 「聞き出す力」に関するのは、 ・相手を好きになる ・下調べを怠らない、ネットは便利だが関心は禁物 ・心を開きすぎず適度な距離、緊張感を保つ …

刑務所なう。 ホリエモンの獄中日記195日

【作者】 堀江貴文 【あらすじ・概要】 堀江氏が2011年6月に東京拘置所に収監されてから、長野刑務所に移り最初の年末を迎えるまでの獄中日記。刑務所内から出した手紙を元にスタッフが発信したものをまとめた。間に日記内容を漫画化したページや時事ネタ評…

夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語

【作者】 西沢泰生 【あらすじ・概要】 読書好きの「イイ話コレクター」西沢氏による50の心温まる短い物語。 心に残ったいくつかの話をピックアップする。 ・第2夜 お父さんの「勇気あるノー」 娘は父親とのデートの計画を立て楽しみにしていたが、その日父…

そして生活はつづく

【作者】 星野源 【あらすじ・概要】 日常の生活についてのエッセイ集。 演劇、音楽、作家など多彩な活躍をしている著者だが、 「電話代の振り込みができない」、「カレーを食べると必ず服が汚れる」、「下痢で困る」などなど ダメっぷりに焦点を合わせて書…

妻にささげた1778話

【作者】 眉村卓 【あらすじ・感想】 著者の妻ががんの手術を受け、5年後生存率はほとんどないと告げられる。作家である自分が妻のためにできることを考え、毎日1つ話を書いて読ませることにした。原稿用紙で3枚以上、エッセイではなく「お話」で、必ず日常…

続堕落論

【作者】 坂口安吾 【あらすじ・概要】 「堕落論」の続編で、論旨はほぼ重なる。 戦後の「日本の道義が退廃している」「貧しさに耐え、倹約の精神を持ち、ひたいに汗して勤労する農村文化を復興させるべき」との意見に真っ向から対立する。 日本の「農村文化…

堕落論

【作者】 坂口安吾 【あらすじ・概要】 第二次世界大戦時に、未亡人の恋愛を書くことは禁止されていた。「二君に仕えるべからず」という武士道の忠君の精神が、忠臣蔵のような作品を美化してきた。 戦時下の未亡人は夫を亡くし辛いだろうが、時が経てば新た…

虫食いの家(うち)

【作者】 森下くるみ 【あらすじ・概要】 一時期はAV女優でもあった著者が赤裸々に自分の半生を綴ったエッセイ。幼少のころから東京に出て働き始めるまでの思い出を語る。 秋田で過ごした幼少時代は貧しく、酔うと人格の変わる父との関係に苦しんでいたこと…

ダンナ様はFBI

【作者】 田中ミエ 【あらすじ・概要】 コピーライターとして働いていた女性が、FBIで要人警護をしていた”ダーリン”に見初められ、数年間の手紙や電話のやりとりで結婚に至る。ダーリンはFBIを退き、日本の大使館付きで働きながら、日本で「危機管理」の意識…

ま、いっか。

【作者】 浅田次郎 【あらすじ・概要】 浅田次郎氏が女性ファッション誌などに寄稿した記事を集めたエッセイ集。小説を読むだけでも浅田氏の人となりはよく理解できるのだが、自分の来歴について語るエッセイを読むとより理解が深まる。 浅田氏が「きちんと…

ひとり飲み飯 肴かな

【作者】 久住昌之 【あらすじ・概要】 「孤独のグルメ」の原作者でもある久住氏が、お酒と食事について綴ったエッセイ。 第1部では、お酒と食事の組み合わせとして「チャーハンと焼酎ロック」、「カツオと日本酒」、「焼きそばとホッピー」など、王道から…

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント

【作者】 西原理恵子 【あらすじ・概要】 西原理恵子が、仕事・男女関係・家庭・性格・各種トラブルなどについての相談に答える形式の本。彼女らしく、全編を通して「図太くしぶとく生きる」ことを勧めている。「生きるって、みっともないことだし、みっとも…

青本

【作者】 高城 剛 【あらすじ・概要】 高城氏のメールマガジンにあるQ&Aコーナーをまとめた、「白本」、「黒本」に続くシリーズ。「白本」は特にカテゴリはなく文化全般、「黒本」はマスコミや政治寄りだったが、「青本」は「旅」に特化している。 数十カ国…

黒本

【作者】 高城 剛 【あらすじ・概要】 著者の運営する会員制サイトの質問コーナーをまとめて書籍化したもの。前作の「白本」に続いて今作でも多種多様な問答がされているが、中でも「日本式の儒教システム」が弊害となって日本が疲弊している、というのが全…

白本

【作者】 高城 剛 【あらすじ・概要】 著者がメールマガジンで取り交わした問答集を書籍化したもの。「ハイパーメディアクリエイター」というよく分からない肩書きで知られていた氏だが、世界中を飛び回り様々なメディアを横断して発信を続けている仕事内容…

適当論

【作者】 高田 純次 【あらすじ・概要】 前半は精神科の和田秀樹との対談を通じ、高田純次がなぜ憧れられる存在なのか、分析をしている。「他人に対する関心」が強すぎると統合失調の傾向があるし、「自分に対する関心」が強すぎると鬱の傾向が出る。高田純…

片付ける 禅の作法

【作者】 升野 俊明 【あらすじ・概要】 禅僧であり、禅の庭園デザーナーである作者が、片付け・掃除を中心に禅の思想を述べた本。 物は必要なだけ、足るを知ることが幸せにつながること。片付け・掃除をすることで心を磨くことであり、自分を大事にすること…

決断力

【作者】 羽生 善治 【あらすじ・概要】 当時圧倒的な強さで棋界を騒がせた羽生善治氏の本。 才能とは、一瞬のひらめきではなく、情熱を持ち続けることにあると述べている。若さには勢いがあるが、長きに渡り時に挫折感を抱くことがあっても、諦めずに一つの…

読書脳 ぼくの深読み300冊の記録

【作者】 立花 隆 【あらすじ・概要】 冒頭は東大図書館副館長の石田氏との対談で、コンテンツのデジタル化の急速な進展で「本を読む」ことの位置付けが変わってきていることを語っている。 立花氏はヘッドラインを見ただけで理解した気になるなど、「浅い読…

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

【作者】 佐々木 典士 【あらすじ・概要】 ミニマリストとして情報発信している 佐々木氏の著作。幅広い見方からミニマリスト的な生き方を推奨している。 モノを溜め込んでしまうのは、人がモノに飽きるから。人は絶対値ではなく差を認識するので、欲しかっ…

この国のかたち(3)

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 明治開国後、それまで西洋文化を吸収してきたオランダから、重点が急遽移ったこと、社(しゃ)という共同体の原型が今日まで生き続けていること、七福神はほとんどが外国生まれの神であること、明治後初めての官立…

この国のかたち(2)

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 全巻と同じく、歴史上の考察をいくつかの切り口から、作者自身の圧倒的な知識量と考察力から解説していく本。 まず印象に残ったのは天領と藩領の話。幕府直轄領である天領は、ほとんどの藩領よりは税率が低かった。…

この国のかたち

【作者】 司馬 遼太郎 【あらすじ・概要】 多くの時代小説を著してきた作者が、歴史観を綴ったエッセイ。多くの切り口があるが、特に印象に残ったのは下記の部分。 ・日本の帝国主義時代 統帥権の肥大によって現れてきた、それまでの日本の歴史と連続性のな…